番組スタートから5週連続の視聴率20%超え、絶好調のNHK連続テレビ小説『あさが来た』。波瑠(24才)演じる主人公のあさの姉・はつを演じるのが宮崎あおい(29才)だ。
嫁ぎ先で姑にいびられ、しまいには家が破産。命からがら夜逃げした先の農家では納屋暮らしを強いられる。待望の妊娠を喜んだのも束の間、夫は蒸発――
どこまでも厳しい運命がのしかかりながら、それでも曇りのない笑顔を浮かべる宮崎演じるはつに涙する人は多い。それだけに今、「いつまではつを見ていられるの?」と心配する声があがっている。
「というのも、はつのモデルの三井春は、史実では25才前後で亡くなっているんです。その通りに物語が進めば、現在22才のはつの姿を見られるのもあと少し。はつがいない『あさが来た』なんて考えられないと、今から“はつロス”を不安視する問い合わせもあるほどです」(ドラマ関係者)
その宮崎が、10月23日の『あさイチ』(NHK)のプレミアムトークに出演。その舞台ウラを語った。
現場には台本をもっていかないという宮崎。その日の分は前日の夜までに覚えるという徹底ぶりだという。そして話は夫役の柄本佑に向かった。宮崎にとって柄本は「お芝居をやっている中で感情の交換ができるとても相性のいい」相手だという。
「宮崎さんお気入りの場面は、惣兵衛に“辛気くさい女やな! へっ”と言われたところ。そのときの柄本のなんともいえない表情にハマッたそうで、何度もVTRを見返したそうですよ」(前出・ドラマ関係者)
一方、柄本も宮崎の出演作品はすべて目を通すというほどの宮崎ファン。インタビューで宮崎について印象を聞かれると、「やっぱりかわいいっすよ、あおいちゃん。生のあおいちゃん…」と感慨深げ。
最初のリハーサルの際、柄本の顔を一目みるなり宮崎に笑われてしまったことが若干ショックだったというが、ふたりはそもそも知っていた仲だったという。
「実は柄本さん、宮崎さんのお兄さんともともと仲がいいんですよ。もう10年以上のつきあいで、今ではお兄さんの誕生日はもちろんのこと、宮崎さんのお母さんの誕生日会にも柄本さんが顔を出すなど家族ぐるみのつきあいのようです」(前出・ドラマ関係者)
休憩時間には刺繍をしたりひとり遊びをしている宮崎だが、傍らにいるのが柄本だと気にせず同じ空間をゆるく過ごせるという。ドラマの中より夫婦っぽい意外なふたりの仲でした。
※女性セブン2015年11月17日号