「愛子さまは“ようこそ! はーい次のかた、どうぞ”とお声をかけられながら、てきぱきと仕事をこなされていました」(学習院関係者)
10月31日と11月1日の2日間、学習院女子中等科で文化祭『八重桜祭』が行われた。在籍されるクラスの出し物で、受付係を担当されていた愛子さま。別フロアにある展示室の一角には愛子さまが技術家庭の授業で制作された、風船とにわとり、ひよこを刺繍したかわいらしい三角巾とエプロンが飾られていた。
「文化祭2日目の午前10時過ぎには皇太子ご夫妻も来校され、各クラスの出し物や展示を、時間をかけて丁寧にご覧になっていました。雅子さまはママ友と楽しげに談笑されるなどとても和やかなご様子で、前日まで地方に行かれていたとは思えないほどお元気でしたよ」(前出・学習院関係者)
皇太子ご夫妻は10月30~31日に『こくみん文化祭」の開会式に出席されるため、鹿児島県を訪問されていた。当初は皇太子さまお1人の予定だったが、直前になって雅子さまが同行されることが決まったのだ。雅子さまが宿泊を伴う地方公務をされるのは、昨年11月の愛知県ご訪問以来、約1年ぶりのこと。
鹿児島ご訪問の2日目、皇太子ご夫妻は県民交流センターで小学生の陶芸教室を見学された。
「皇太子さまと雅子さまは中腰になられ、30人いた子供たち全員に“初めてですか?”“何を作られているのですか?”と質問されていました。最初は緊張ぎみだった子供たちも、特に雅子さまの柔和な笑顔に次第にリラックスしていきました。結局、予定を大幅にオーバーしてしまいましたが、両殿下も子供たちと会って話す時間を楽しまれたようでした」(東宮職関係者)
ここにきて皇太子ご一家に大きな変化の兆しも見られている。
「今回の鹿児島ご訪問には、新任の女官長と、女官長代理が随行しました。これまで愛子さまがお留守番をされるときには、女官長代理が東宮御所に残り愛子さまに付き添っていましたが、今回はその必要がなかった。それだけ愛子さまが大きく成長され、自立なさった証といえるかもしれません」(前出・東宮職関係者)
※女性セブン2015年11月19日号