芸能

『あさが来た』いびり役好評の萬田久子 私生活ではしこりも

好評の朝ドラの一方で私生活ではしこりも?

「言うこと聞かれへんのやったら、ちょっと入っとき!」。そう叫んで息子の嫁を蔵に閉じ込め、不敵な笑みを浮かべながら鍵をかける。妊娠がわかれば「どこがめでたいんや」と言い放つ──。

 番組スタートから5週連続の視聴率20%超え、絶好調のNHK連続テレビ小説『あさが来た』。波瑠(24才)演じる主人公のあさと宮崎あおい(29才)演じるはつの“姉妹ヒロイン”からも目が離せないが、何よりはつの姑・菊役の萬田久子(57才)の “嫁いびり”が激しくなるにつれ、視聴率がアップ。10月28日には23.7%の最高視聴率も記録した。

「菊のいびりを見かねて、はつの夫・惣兵衛(柄本佑・28才)が包丁で菊に斬りかかるシーンはとても迫力がありました。今までの萬田さんにはなかったあまりにリアルな嫁いびり、息子と不仲の母親役はまさに新境地というべき役どころだと評判です」(テレビ局関係者)

 ひとたびカットの声がかかれば一転、スタッフと談笑する和やかな撮影現場だが、実は今、萬田は私生活の人間関係にも「しこり」を抱えているという。

「息子さんと疎遠になってしまっているそうです。いつもは自分のことは包み隠さず話す萬田さんですが、息子さんの話をすることはほとんどなくて、今や彼の名前はNGワード。さらに今年の6月、デビュー以来、長年彼女を支えてくれた友人でありスタッフの女性との関係も悪くなってしまったんです」(芸能関係者)

 萬田は短大在学中の1978年にミスユニバースの日本代表に選出。1980年にNHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でデビューした。

 1987年、当時不倫相手だった佐々木力さん(享年60)との間に子供ができると、萬田は未婚の母になることを決意し、アメリカで出産して大きな話題を呼んだ。

「そのいちばん大変なときも彼女の力になったのが、ドラマやイベントプロデューサーとして活躍していたA子さんでした。30年以上のつきあいで海外にもたびたび一緒に行く仲。誰よりも萬田さんを応援していました」(前出・芸能関係者)

 お互いを家族のようだと評し、萬田にとっては何かあれば彼女に相談に行くという存在だった。萬田は2008年に所属事務所から独立し個人事務所を立ち上げたが、そのとき頼ったのもA子さんだった。

「マネジャーをやって欲しいと言われ、A子さんは芸能事務所のマネジメントの経験もないし、“萬田久子”という名前を預かるには荷が重すぎるから、と初めは何度も断っていました。でも萬田さんも譲らない。“売り込みや営業は一切しなくていいから”と説得して、A子さんはそれならばと引き受けたんです」(前出・芸能関係者)

 事実婚状態にあった佐々木さんの強い希望もあったという。しかし、長男(28才)の結婚を機にふたりの関係も変わっていった。

「今から5年前、長男が23才のときに、8才年上の女性と結婚すると言い出したそうです。萬田さんは猛反対したんですが、それを押し切って長男は結婚。その翌年、佐々木さんはスキルス性胃がんで帰らぬ人となってしまいました。息子さんと仲直りするきっかけもないまま佐々木さんも失い、切羽つまっていた萬田さんはいつのまにかA子さんにあたるようになってしまった。最初は仕方がないと受け容れていたA子さんでしたが、さすがに堪忍袋の緒が切れたんでしょう。今年6月に関係を解消し、A子さんのオフィスの一角に構えていた萬田さんの個人事務所も移転しました」(前出・芸能関係者)

※女性セブン2015年11月19日号

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見なえい恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン