芸能

鈴木亮平 「身近にいそうなイケメン」として不動の人気得る

鈴木亮平が人気を集める理由とは?

 今年活躍の目立った俳優の一人、鈴木亮平(32)。春から夏にかけて放送されたドラマ『天皇の料理番』(TBS系)では東京ドラマアウォード2015助演男優賞を受賞したほか、この秋も主演映画『俺物語!!』が公開され、話題を集めている。

 決して人気俳優ランキングの上位常連というわけではないが、安定感のある存在。11月2日からは福士蒼汰(22)、玉山鉄二(35)とともに、みずほフィナンシャルグループのCMに出演するなど、企業からのウケも抜群。いったい彼の魅力はどこから来るのか。

 イケメン評論家の沖直実さんに解説してもらった。

「鈴木さんはイケメンすぎないところが魅力の“リアルイケメン”です。福士蒼汰さんや三浦春馬さんはテレビの向こうの現実離れした王子系イケメンですが、鈴木さんは身近にいてもおかしくないイケメンです。自分の会社にはいないかもしれないけれど、同じビルにはいそう。そんな親近感を持てる俳優さんなのです。

 ちなみに今、この身近なリアルイケメンの女子人気が急上昇しています。今年この流れを作ったのは、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手です。五郎丸さんの活躍によって、王子系よりもリアルに自分を守ってくれる人がいい、と考える女子が増えています」

 鈴木は身長186cmと大柄。2013年の映画『HK/変態仮面』で筋肉隆々の肉体美を披露したように、男らしさは業界随一だ。また、ドラマ『天皇の料理番』で体重を20kg落として病に冒される役を演じたかと思えば、主演映画『俺物語!!』では30kg増やして(元の体重からは10kg増)豪傑な高校生役を演じるなど、役作りのためなら極端な肉体改造もする。そのため、時に「和製ロバート・デ・ニーロ」と評されることもある。

「鈴木さんの魅力は見た目だけではありません。東京外国語大学を卒業していて、英検1級という英語力の持ち主。全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで最優秀賞に選ばれたこともあります。また、世界遺産検定1級を持っていることでも知られています。

 さらに、笑福亭鶴瓶さんからも絶賛されるようにトークも面白いので、バラエティー番組への出演も増えています。昨年NHKの朝の連ドラ『花子とアン』でブレイクを果たしましたが、その後も次々に引き出しのある役者魂を見せている。こんなに役の振り幅があったとは…、と驚かされることの連続です」(沖さん)

 頭脳明晰で面白くてガタイがいい。モテ要素を備えた鈴木だが、引っかかるのは既婚者という点。女性ファンにはマイナスではないだろうか?

「結婚してもファンが減らないのが、王子系イケメンとリアルイケメンとの違いです。福山雅治さんや向井理さんの結婚には多くの女子がショックを受けましたが、リアルイケメンは結婚して株が下がらないどころか、『旦那さんとして良さそう』というイメージが付いてむしろプラスになります。鈴木さんは学生時代からの彼女と結婚しているというところも、一途で素敵だと思います。

 通常、イケメン俳優は30代に壁にぶつかりますが、鈴木さんは歳を重ねてもそれが味になるので劣化という感じにはならないと思います。性格の良さが顔に現れていて男性からの好感度も高い。自分の居場所をどんどん作って、太った役でも老人でも怪人でも、何でもこなすだろうから、作り手にとっては使うのが面白い俳優さんでしょうね。スルメイカのようにずっと噛んでも味がなくならない役者として、ずっと活躍し続けると思います」(沖さん)

 心配なのは極端な肉体改造による体への負担のみ。健康管理には人一倍気をつけてもらいたい。

関連記事

トピックス

都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
中日ドラゴンズのレジェンド・宇野勝氏(右)と富坂聰氏
【特別対談】「もしも“ウーやん”が中日ドラゴンズの監督だったら…」ドラファンならば一度は頭をかすめる考えを、本人・宇野勝にぶつけてみた
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン