芸能

田原俊彦が22年ぶりの快挙達成 全国各地に潜在的ファン多数

自身22年ぶりとなる快挙を達成した田原俊彦

 11月23日付のオリコンウィークリーチャートで、田原俊彦(54)の新曲『TRUE LOVE ~約束の歌~』が26位にランクインした。田原のシングルが4作連続で30位以内に入るのはジャニーズ事務所独立以降初めてのことで、1992年の『思い出に負けない』、『雨が叫んでいる』、1993年『ダンシング・ビースト』、『KISSで女は薔薇になる』以来22年ぶり。当時の田原は毎年ドラマに主演し、CMに何本も出演するなど押しも押されもせぬ超トップスターだった。

 自身初のウェディングソングとなった新曲は、本人が「(シングルで)10曲あるかないか」というバラード。この曲を完全に自分のものにできるかが、これからの歌手・田原俊彦にとっては勝負所でもある。

 11月11日には、東京・お台場ヴィーナスフォート教会広場で、同曲の発売記念握手会を行った。白いタキシード姿で現れた田原は1曲目に、連続ドラマ『ラジオびんびん物語』(フジテレビ系)の主題歌『どうする?』を選択。ステージの一番前まで歩み寄ると、歌詞に合わせてファンと握手をしたり、ムーンウォークを披露したりするなど、会場を熱狂させた。その後、新曲『TRUE LOVE ~約束の歌~』を高らかに歌い上げると、ファンは手と手を合わせて優しい眼差しで見守っていた。田原は囲み会見で、次のようにファンへの感謝の気持ちを述べた。

「こうやって集まってくれたファンの方がいるから頑張れる。永遠にね、そういう関係でありたいなと思いますね。僕は(ファンと)永遠に『TRUE LOVE』ですから。みんなに愛を届けられるようにね」

 来年2月に55歳を迎える田原は、今もコンサートで2時間歌って踊り続けている。この年齢でそうしたパフォーマンスを続けていること自体、驚異的だ。一方で、10月16日の東京・中野サンプラザ公演で、「歌うことはできると思うけど、踊ることはいつまでできるかわからない」と話したように、10年後も変わらず踊れているかは未知の領域だ。

 これまでも、前出の『どうする?』やドラマ『逃亡者』(フジテレビ系)の主題歌『雨が叫んでいる』、『愛しすぎて』、『さらば…夏』などバラードでのヒット曲は持っているものの、田原と言えば『抱きしめてTONIGHT』に代表されるように、ダンサブルな曲のイメージが強い。そのなかで、50代の田原にとって、今作のようなバラードでのヒット曲は是非とも欲しいところだろう。

関連記事

トピックス

タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
まさか自分が特殊詐欺電話に騙されることになるとは(イメージ)
《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン