11月も下旬となり、年末に向けてさまざまな準備が気になる時期になってきた。“まだ少し先のこと”と思いつつ、主婦の多くがそろそろ段取りを気にし始めるのが、大掃除のこと。新年を気持ちよく迎えるためにも欠かせない行事だが、普段からきれいにしていても、思わぬところにホコリやハウスダストが溜まっていることも。そのため大掃除の途中や直後に、目のかゆみや鼻の不快感を覚える人も多いだろう。
そうした中、11月24日に発売されたのが目や鼻の調子を整える緑茶飲料『めめはな茶』(アサヒ飲料・350ml・希望小売価格150円 税抜き)だ。機能性表示食品でもある同商品について、担当者に話を聞いた。
「さまざまな機能性表示食品が発売されていますが、“目や鼻の調子を整える”という機能はこれまでなかったタイプなので、各方面から『おもしろそう』『新しい商品として、ポテンシャルを感じる』など、興味や関心を寄せてくださる声が多いのが嬉しいですね」と語るのは、アサヒ飲料 マーケティング本部 マーケティング部 お茶・紅茶チームの宮本雅美さん。
「当社は『安心して飲めるおいしい商品づくりを通じて社会に貢献』を経営理念に、おいしい商品をお届けするのはもちろんのこと、豊かで健康な食生活の実現――といったスタンスを持って、商品やサービスを提供しています。そうした中で10年以上前から、産学官の共同研究のひとつとして『べにふうき』茶葉のメチル化カテキンという成分に着目し、緑茶飲料開発を続けてきました。
実は2005年から今年3月まで、べにふうき茶葉を利用した商品を季節限定で販売していました。当社の製品の中でも、とりわけコアファンの多いアイテムのひとつで、『辛い季節をすっきり・快適にすごせた』『今年も箱買いします!』といった声をちょうだいしていた商品です。今回、機能性表示食品制度をきっかけに、より飲みやすく、手に取っていただきやすい形で販売したいと考え、『めめはな茶』販売へとチャレンジしました。初めて飲んでいただくお客様はもちろん、コアファンの方にも、喜んでいただける商品になったと思います」(宮本さん)
『めめはな茶』へ寄せられる新商品としての期待と自信の背景には、メーカーとしてのスタンスに加え、長年の研究資産と緑茶飲料開発のノウハウがあるようだ。
「社内でも『めめはな茶』を飲むと“目や鼻の不快感が緩和される”といった声も多く出ていますが、お茶の渋みやコクだけでなく、飲み口がすっきりしていること、贅沢に使われている茶葉の香りが好評です。1日2本、目や鼻の調子を整えたい時に――という商品ですが、緑茶飲料として朝すっきりしたい時、日中や仕事中の気分転換など、時間を選ばず“すっきりしたい時はコレ”という感じで、お茶の味わいや香りを楽しんで、飲んでいただけると嬉しいです」(宮本さん)
実際に記者も飲んでみたが、飲む前にまず緑茶特有の茶葉の香りを感じ、口に含むとコクのある緑茶の味わいの後、すっきりとした後味と共に再び茶葉の香りが残る。仕事で集中した後や家事が一段落した時など、気分を切り替える一服に合う印象だ。