映画『母と暮せば』の完成披露試写会が11月22日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の吉永小百合(70才)のほか、二宮和也(32才)、黒木華(25才)、浅野忠信(41才)、加藤健一(66才)、本田望結(11才)、山田洋次監督(84才)が出席した。
松竹120周年を記念して制作された本作。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)のもとに、3年前に原爆で死んだ息子・浩二(二宮和也)が亡霊となって現れる──という山田洋次監督初のファンタジー。
また「亡霊でもいいから会いたい人は?」という質問に、吉永は「父に会いたい」と回答。一方、黒木が「太宰治」と答えたかと思えば、本田望結は4年前に亡くなった愛犬に会いたいと語り、涙を流してしまった。
撮影■小彼英一