動画配信サービス「dTV」の事業がスタートしたのは2009年。国内のサービスとしては最も古く、会員数も470万人と最多を誇る。NTTドコモと、エイベックスの合弁会社であるエイベックス通信放送が運営するサービスだが、ドコモユーザー以外でも利用可能だ。
最大の魅力は、12万以上の豊富なコンテンツを月額500円(税別)という格安の金額で視聴できること。全てが見放題ではなく、最新映画などは一部有料となるが、見放題コンテンツだけでも十分楽しめる。
爆笑問題の太田光とくりぃむしちゅーの上田晋也が初タッグを組んだトーク番組、志村けんと中山秀征が女性芸能人と過激なトークを繰り広げるバラエティなど、地上波では観られないオリジナル作品も見放題だ。
何より嬉しいのがダウンロードに対応している点。一度スマホやタブレットに作品をダウンロードしておけば、電波の届かないところでも視聴できる。電波の安定しない屋外で楽しむ時に重宝する。
また、エイベックスとの関係から、音楽コンテンツに強く、他社よりもライブ映像が充実している。
テレビ視聴用に専用のSTB「dTVターミナル」が発売されている。現在キャンペーン中で、6980円(税別)で購入すれば、有料の新作映画などが観られるレンタルクーポンを毎月1作品分、最大で14か月分もらえる。
●データ
・コンテンツ数/12万以上
・会員数/470万人
・月額料金(税別)/500円
・支払い方法/各種クレジットカード、ドコモケータイ払い
・同時視聴台数/不可
・ダウンロード視聴/可能
・無料期間/初回31日間
・ここがスゴイ!/映画やドラマだけでなく、カラオケ映像も配信されており庭でカラオケ大会もできる。
※週刊ポスト2015年12月11日号