占い師・細木数子の勧めで以前、芸名をモンキッキーに改名した、ピン芸人のおさる(47才)。その瞬間を放送した番組は、34・1%もの高視聴率を獲得した。しかしその後の芸能活動はパッとせず、2012年に芸名を元に戻した。あのときの改名についてどう思っているのか、本人にぶっちゃけてもらった。
――細木数子さんの勧めでモンキッキーに改名して、良いことはありましたか?
おさる:モンキッキーにして初めの仕事が、山川恵里佳とのドライブ企画だったんですね。それで、改名の話で盛り上がって仲良くなったんです。改名がなかったら話が弾んでいなかったと思うし、結婚していたか分かりませんよ。…モンキッキーの8年間で良かったことといえば、その1日だけです(笑い)。
――8年経って、なぜ芸名を戻そうと思ったんですか?
おさる:ぼくら中堅芸人が集まって、ライブをしたんです。終わって朝まで打ち上げをしている時に、全員から「おさるのほうがいい」って言われたんです。X-GUN(バツグン)の西尾さんとか、東MAX(アズマックス)とか、ますだおかだの増田とか。でもぼくは、「モンキッキーにして良かったんだ。人からもらった名前をコロコロ変える人間じゃないよ」って思っていたんです。
それで家に帰ってテレビつけたら、『芸人報道』(日本テレビ系)で、宮迫(雨上がり決死隊)さんが、「モンキッキーはおさるのほうが絶対いいよな」って言ったんです。えー、こんなことあるの?って驚いて。
そばにカミさんがいたので、「みんな勝手なこと言うよな」って言ったら、「早く変えなさいよ! みんなが言ってるじゃない、おさるのほうがいいに決まってるでしょ!」って怒られたんです(苦笑)。それで次の日、細木さんの事務所に電話したんですよ。
――細木さんは、なんと言っていましたか?