名は体を表す――名前とは単なる記号ではなく、その人や物の本質を鋭く言い当てるものであるという意味だ。
芸能の世界で「芸名」の華やかさで知られているのが宝塚歌劇団。大地真央(59才)や天海祐希(48才)のように、OBになっても芸名を使い続けて活躍する女優は多い。
「宝塚は心の美容液」と熱心な宝塚ファンを公言してきた君島十和子(49才)は『運命のフォーチュン Amulet3』(小学館)の著者・イヴルルド遙華さんとの対談で、こんな事実を明かした。
《宝塚音楽学校に通う娘の芸名を決めた時に画数のアドバイスをしていただいて…》
娘の憂樹さん(17才)は昨年、26.6倍という狭き門を突破して晴れて宝塚音楽学校に入学した。
「タカラジェンヌにとって芸名はとても大切。音楽学校の2年生の夏休み明けに、生徒が希望する名前を第二希望まで学校に提出して、11月頃に決定されるのですが、1年生の頃から考え抜きます。自分で考えたり、両親や恩師に名づけてもらうケースも多いですね」(宝塚関係者)
命名にはルールがあって、卒業生や上級生との同一名や紛らわしい名前はNG。また、“品がない”と判断されたら却下されることもあるという。
著書を読んでいたという十和子さんは、イヴルルドさんのもとを訪れた。そして、実際に宝塚で活躍している人の名前の画数を調べてみると、成功している人は必ずよい画数だということを確信し、憂樹さんの宝塚名はイヴルルドさんのアドバイスを受けて決めたという。
フォーチュン アドバイザーのイヴルルドさんは梨花(42才)や道端ジェシカ(31才)、紗栄子(29才)と親交があることでも知られるが、近著『運命が変わる“プチ改名”』(小学館)にもあるように、とくに彼女が大切だと説いてきたのは名前の大切さ。本名だけでなく、LINEやSNS、ニックネームを変えることで開運できるといい、もちろん芸名の相談に来る著名人も後を絶たない。
命名のポイントについて、イヴルルドさんが言う。
「『言霊』という言葉があるように、名前は呼ばれたり書いたりすることで、その人の運命を大きく左右します。良い画数の名前はその人のお守となり、多くの幸運を引き寄せます」
イヴルルドさんによると、画数によって運気が10個に分けられるという。大地真央はその中でも最もいい24画の「スーパーウルトラ大吉運」で、センスや才能に加えて最強の強運に恵まれる名前。そして天海祐希は29画の「大吉運」で周囲から注目を集める華やかなキャラクターの持ち主だという。憂樹さんの芸名もトップスターにふさわしい幸運を引き寄せる画数で命名されたという。
※女性セブン2015年12月24日号