2015年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2015年の「重大ニュース」を厳選した。ここでは【国際情報】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)
●2015年重大ニュース【国際情報】編1~3位
【1位】
■中国の葬式でストリップ取り締り強化 弔問客が来ない懸念も(7月)
「ネットで話題となる珍ニュースの提供国として最強なのがやはり中国ですが、ここでも我々ネット好きのハートを掴んで離さないネタを投下してくれました! この件でやはり日本の男性ネットユーザーの心を掴んだのは、記事中のこのくだりでしょう。『これに対して、農民の間からは「ストリッパーを呼ばないと、弔問客がだれも来なくなる」と反発している』。葬式ってそんなもんじゃねぇだろwww。というツッコミがありつつも、『中国だったらしょーがねぇなぁ~』と許されるあたり、中国4000年の歴史を感じるのでありました」
【2位】
■仏新聞襲撃事件と「表現の自由」についてコラムニストが論考(1月)
「『シャルリー・エブド』襲撃事件以降、3万部の発行部数である新聞をめぐり『私はシャルリー』というカードを掲げるデモがフランス中で発生したことと、日本だったらどうなるか? についてオバタカズユキさんが論考した文章です。表現の自由と、すべてを『表現の自由ですから』で通していいのか? という問題提起を投げかけたコラムです。是非、全文をお読みいただければ幸いです」
【3位】
■ノーベル賞日本22人韓国1人 韓国人「なぜ同じ人種なのに」(7月)
「2ちゃんねるの定番ネタ『韓国人は平和賞以外は取れない』ですね。ここでのツッコミポイントは『同じ人種』という点にあります。いちいち日本に対して『ノーベル賞で賄賂を渡しているんじゃないか?』とか『本来韓国人は優秀なのに』などと言う韓国ネチズンの言い分に対しては、昨今のネットでは『嫌韓』ではなく、もはや『スルー』状態になっています」
●以下、4~10位