「私は1度結婚をして、“好き”だけでずっと人と一緒にいられるわけじゃないっていうことも知って…。それからは、子供の生活のことをいちばんに考えてこの数年間生きて頑張って仕事をしてきたんです。でもこんな私でも、またもしかしたら、誰かと一緒に人の役に立つことをしたり、生きていけるんじゃないかっていうことを、最近感じるようになって…」
約600人の視線を一身に浴び、時折詰まりながら、そう言葉を絞り出す――その声の主は紗栄子(29才)だった。
12月18日、都心のベイエリアにある高級ホテルの宴会場で、ファッション通販サイト『ZOZOTOWN』の運営会社『スタートトゥデイ』の忘年パーティーが行われた。社長の前澤友作氏(40才)は、乾杯の音頭をとるためにステージに上がると、こう話し始めた。
「この場を借りて、真実を報告させていただきます。私、前澤友作は、紗栄子さんと超真剣交際を始めております」
そうしてステージ脇から姿を見せた紗栄子。前澤氏の隣に立った彼女は、緊張からか少し震える声で冒頭のように語ったのだった。
出会いは2015年7月、共通の友人の紹介がきっかけだった。前澤氏は猪突猛進型で、自分の言葉で熱く語るタイプ。その勢いに押されてしまう人が多い中、初対面でも紗栄子は彼の話を丁寧に聞いた上で、自分の意見をしっかりと口にした。それが前澤氏にとっては新鮮な感覚だった。
「気になる女性がいれば、これまで自分から連絡先を聞いてきた前澤さんでしたが、紗栄子さんにはそれができなかった。きっとそのときから、前澤さんは紗栄子さんに他の人とは違う特別な印象があったのでしょう」(会社関係者)
その後友人を伴っての食事会などを重ね、お互いの両親への紹介も済ませた上で、9月中旬に正式に交際をスタート。それから1か月後の10月中旬、ふたりの熱愛が報じられることになった。
※女性セブン2016年1月7・14日号