低視聴率や興行収入の不振が叫ばれた2015年のドラマや映画。しかし、出演女優たちは良い作品をつくるため、体当たりで「キスシーン」を演じていました。彼女たちの熱演に応えるため、本誌では勝手に「キス女優」アワードを開催しちゃいます!
最初のエントリーは「ぷっくり唇」が代名詞で、ガムメーカーがアンケート調査した最新の「キスしたい芸能人・女性部門」でも1位に輝いた石原さとみ(28)だ。
主演を務めた月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)では、恋人役の僧侶(山下智久・30)とキスをしようとすると必ず邪魔が入るという「寸止めキス」で最終回まで視聴者を焦らし続けた。
その「寸止め」はラストシーンでも繰り返された。クリスマスイブにツリーの前で、山下が石原にプロポーズ。婚約指輪をはめた石原に山下が顔を近づけると、雪がチラつき始める。すると石原は「雪に邪魔されちゃったね」と、また焦らす。
だがその直後、石原のぷっくり唇に山下が唇を重ね合わせ、8秒間にも及ぶ濃厚なキス。それだけでは物足りないのか、今度は山下が石原を抱きかかえると、それまでの“おあずけ”を取り戻すかのように何度も何度も唇を重ね合わせた。まさに王道の恋愛ドラマの締めくくりだった。
共演者キラーとして知られる石原。2012年には舞台『ロミオとジュリエット』の打ち上げの席で、酔っ払ったジュリエット・石原はロミオ役を演じた佐藤健(26)と人目をはばからず熱いキスをしていたと報じられたことも。そんな経験があるからこそ、魅力的なキスが出来るのか。
同じクール(10~12月)では、ドラマ『サイレーン』(フジテレビ系)の木村文乃(28)も話題を集めた。松坂桃李(27)演じる警視庁機動捜査隊員と禁じられた“社内恋愛”をする女刑事を好演した。