○(米)12月ISM製造業景況指数 1月4日(月)日本時間5日午前0時発表予定
・予想は、49.0
参考となる11月実績は、48.6。9月実績をやや下回ったものの、販売件数は高水準を維持している。販売価格は上昇を続けており、在庫は増えていないことから、11月は10月実績に近い数字が期待できそうだ。雇用情勢の改善は中古住宅市場の下支え要因となっており、販売件数が急減する可能性は低いとみられる。
○(米)12月ADP雇用統計 1月6日(水)午後10時15分発表予定
・予想は、前月比+19.4万人
参考となる11月実績は、前月比+21.7万人。雇用情勢のゆるやかな改善が続いているが、最近における雇用創出のペースは2015年前半の水準をやや下回っているようだ。12月については11月実績を下回る雇用増となる見込み。
○(米)11月貿易収支 1月6日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、-440億ドル
10月実績は-438.9億ドルで赤字幅は市場予想を上回った。韓国や香港向けなどを中心に輸出が落ち込んだ。産業用エンジンや民間航空機の輸出が減少。11月については中国経済の成長鈍化やドル高の影響で輸出は伸び悩む可能性があり、貿易赤字の縮小は期待できない。市場予想は妥当な水準か。
○(米)12月雇用統計 1月8日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数が前月比+20.0万人、失業率は5.0%
参考となる非農業部門雇用者数の11月実績は、前月比+21.1万人。12月中旬時点で新規失業保険申請件数は27万件前後で推移しており、大きな変化はないことから、12月の非農業部門雇用者数は11月実績に近い水準になる見込み。人員削減のペースが特に変わったという兆候はなく、労働市場の状況は引き続き堅調。失業率は5.0%で11月と同水準になるとみられる。
○日米の主な経済指標の発表予定は、28日:(日)11月鉱工業生産、29日(火):(米)10月S&P/ケース・シラー総合20都市住宅価格指数、(米)12月消費者信頼感指数、1月6日(水):(米)12月ISM非製造業景況指数、1月8日(金):(米)11月卸売在庫。
【予想レンジ】
・米ドル/円:119円00銭-123円00銭