舞台の幕が下り、笑顔を浮かべながら次々にロビーに出てくる観客たち。そのなかで隠しきれない“上品オーラ”でひときわ目を引いていたのが、鈴木京香(47才)。気づいた観客は、「あれっ? 京香さんってたしか主演の俳優さんと…」と目を丸くしたというが、すぐに彼女に気づいた舞台スタッフに案内され、楽屋へと消えていった。
12月中旬のある夜、京香が見にきていたのは、世田谷パブリックシアターで上演されていた舞台『才原警部の終わらない明日』。空気が読めずにボケまくる“伝説”の警部・才原章一郎とそのチームメンバーが誘拐事件解決に挑むコメディーだが、主役の才原ほか最大8役に挑んでいたのが、堤真一(51才)だった。
京香にとって堤といえば、一時は結婚目前とまで噂された元カレだ。女性セブンが1999年7月、京香の自宅マンションでの「合い鍵週末婚」を報じた後、すぐに半同棲生活に発展。一緒に買い物をしたり犬の散歩をしたりと、仲睦まじい姿がたびたび目撃されていたが、2001年10月に破局した。
「堤さんは松嶋菜々子さん(42才)と共演した『やまとなでしこ』(2000年、フジテレビ系)で人気が急上昇し、オファーが殺到。“恋愛より仕事”モードに入ってしまった。しかも京香さんより若い女優と噂になったりしたために、京香さんに三行半を突きつけられてしまったようです」(芸能関係者)
しかし、2012年6月に朗読劇『宮沢賢治が伝えること』で共演し、11年ぶりに“再会”。ふたりの関係は元恋人から“大人の友人”へと変化し、この日の観劇となったわけだ。
「京香さんは白いタートルネックのニットを着て、眼鏡をかけ、髪はひとつに結んでいました。ひとりで見にいらっしゃってたようです。ドタバタ劇を、時に大笑いしながら楽しそうに見ていましたよ」(観客の1人)
離別後しばらく京香への未練が断ち切れなかった堤も、2013年3月に結婚し、1児のパパに。一方、京香は2010年にドラマ『セカンドバージン』(NHK)で共演した長谷川博己(38才)との交際を継続中だ。
つい先日もふたりがバーでグラスをかたむけ、ゆっくりと路上を歩く姿が見かけられたが、最近いよいよ結婚秒読み段階に入ったといわれる。元カレの舞台を楽しめる心境なのも、プライベートがうまくいっている証拠かも。
※女性セブン2016年1月7・14日号