「財布はお金にとって“家”といえます。だから、お金も住み心地のよい家に集まってきます。現に、お金持ちの財布はスッキリ整理されていて余計なものは入っていません」
そう言うのは、開運財布コンサルタントとして、経営者など、多くのお金持ちの財布を見てきたという佳山知未さん。
「風水ではお札は“木の気”、小銭は“金の気”で相性が悪いので、できれば別々に持ったほうがいいんです」(佳山さん)
一方、お金持ちの習慣にも詳しい消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんはこう話す。
「私は小銭が増えたら、銀行のATMで一度入金してお札に換金するなど、財布が“おデブ化”しないよう心がけています。お札って崩したくないから小銭で持つより節約につながるんです。また、一日の終わりには残金の確認が必須です。常に財布の中の所持金が把握できれば、お金の流れがわかり、お金も貯まりやすくなります」(松崎さん)
風水学の観点から見た2016年のラッキーアイテム+お金持ちの財布の共通点により判明した、理想の最強財布とは?
まずは色から。ラッキーカラーは茶&ベージュだ。2016年は風水で二黒土星の年。「“土の年”なので、土を連想する茶系の財布を持てば、その年の運気も味方につけられます。もともと茶系は着実にお金が増える色。2016年は貯金を始めるのにいい年ですよ」(佳山さん)。
金運が上がる使い方は、お札は金額ごとに向きは揃えて入れること。お札の上下は問わないが、“揃えること”は重要。「お金に敬意を払うためにも、お札は常にきれいな状態で同じ向きに揃えて入れて」(佳山さん)。「財布を開いた時にパッと残金がわかるように、お札は金額ごとにまとめて」(松崎さん)。
形は、お金持ちの約10割が使用している長財布を。「お金持ちはほぼ100%長財布派。ファスナーを閉めて、いい運を留めています」(佳山さん)。「長財布は全体をひと目で見渡せ、仕切りでレシートやお札などを分けて入れられるので、管理しやすく貯めやすいんです」(松崎さん)。
お金持ちの財布に共通するのがスッキリ&スリム。「お金と関係ないものは入れない。お守りも金運や商売繁盛以外は入れないで」(佳山さん)。「カード類はよく使う8枚に絞りましょう。レシートもお財布にためないように小まめに整理を」(松崎さん)。
「スタッズには、お金を引き寄せる効果があるので、金運アップを希望する人にいいですね。反対に、猫・蝶・十字架はお金の気を燃やしてしまうので避けたほうがいいかも」(佳山さん)
※女性セブン2016年1月7・14日号