食べてすぐ横になると牛になると言うけれど、ツボ押し&脂肪揉みでポッチャリ化は防止できる。AGE牧田クリニック院長の牧田善二さんはこう説明する。
「余分な糖は食後すぐに消費するのが理想的。家でできる有酸素運動としては、足踏みがおすすめです」(牧田さん)
足踏みも面倒というあなたには座ったままできるエクササイズを。
「ツボを押しながらストレッチをすると、相乗効果で筋肉が動きやすくなり、より血流もよくなります」(竹田さん)。
さらに、皮下脂肪専門サロンde VOLTAのオーナー中島絹代さんは、「ぜい肉つまみ」をおすすめする。
「肌がオレンジの皮のように凸凹するセルライトは、脂肪細胞のまわりに老廃物や余分な水分がたまってできます。原因は冷えやむくみなど。でもこれ、小さくできるんです。方法は簡単、ぜい肉をつまめばいいんです」
と、ぜい肉をつまみ刺激を与えると、脂肪細胞の周囲に絡みついていた老廃物や水分がはがれリンパから排出されるという。「余分なものを流せば、むくみも改善されます」(中島さん)。
さらに、正月太り解消の最終手段は“プチ断食”という中島さん。7日の朝に七草粥を食べたら、水やノンカフェインのお茶だけで1日過ごすというもの。
そもそも七草粥は、正月のごちそうで疲れた胃腸を休ませるための薬膳。胃腸を整えて体を温め、粘膜を強化する効能があるという。
「七草で胃腸を整え、断食で水分を多く摂ると老廃物や余計な水分が排出されやすくなり、脂肪細胞が小さくなります。その結果、むくみも解消するんです」(中島さん)
正月の終盤にまとめてリセットというのもアリかも?
※女性セブン2016年1月7・14日号