『あまちゃん』、『花子とアン』、『マッサン』といった近年の人気NHK朝ドラの最高視聴率を次々と更新し、いまや国民的ドラマになった『あさが来た』。実は2014年度上半期に放送された朝ドラ『花子とアン』のヒロイン・村岡花子(吉高由里子)が登場するのではと話題を呼んでいる。
史実では、あさのモデルである広岡浅子は晩年、静岡県・御殿場にある「二の岡別荘」で死を迎える前年まで「夏期講習会」を主催していた。
この会に参加した花子は、「小我(自分のためにしたいこと)に固執せず、真我(社会のためになすべきこと)を見つけなさい」という浅子の言葉に励まされて、翻訳家の道を目指したといわれている。
後に『赤毛のアン』シリーズなど海外の児童文学の翻訳で日本中に名を馳せる花子の背中を押したのが40歳年上の浅子だったのだ。
そうと聞けば、吉高演じる若き花子のサプライズ出演を期待してしまう。すでにNHKは吉高サイドに出演オファーを出しているという話も聞こえてくるが、番組制作スタッフは、「正式発表まで明かせません。現在、鋭意交渉中とだけいっておきましょうか」と意味深な言い方をした。
ひょっとしたら、花子の親友・白蓮(仲間由紀恵)のサプライズ出演もあるかも!?
※週刊ポスト2016年1月15・22日号