芸能

「オカリナとキス」 アイドルの枠超えた中居正広の万能ぶり

 2015年12月31日に放送された『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!! 絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』(日本テレビ系)で、SMAPの中居正広(43才)がお笑いコンビ・おかずクラブのオカリナ(31才)とキスをして大騒ぎとなった。

「余命1か月のオカリナを救うためにキスが必要という設定のコントで、好みの人をオカリナが選ぶ流れになり、まず彼女が指名したのは浜田雅功さん(52才)でした。さすがに中居くんには無理だったかと思ったら、オードリーの若林正恭(37才)が“もう1回キスをしてもらって、生きる活力をもらうでやんすよ!”とけしかけた。それで彼女が選んだのが中居くんでした」(芸能関係者)

 トップアイドルである中居が、芸人よろしく女芸人との濃厚キスをやってのけたことが大きな話題を呼んだが、放送後には、インターネット上で中居の熱狂的なファンからオカリナへの“殺害予告”まで飛び出したほどだった。

「たしかに中居くんはバラエティーへの出演も多いし、芸人との絡みにも積極的ですが、まさかここまでやるとは…。男性アイドルの中には、清純なイメージを保つためドラマであってもキスシーンやラブシーンが御法度という人もいるほどですからね」(前出・芸能関係者)

 最近の中居は“アイドル”の枠を超えている。司会者としての手腕はもちろんだが、昨夏には、安保法案に反対するデモについての発言が話題になった。また、昨秋に行われた野球の世界大会『プレミア12』では、ある試合で、実況アナや解説者も気づかなかった相手チームの特殊な守備体系を指摘し、目の肥えた野球ファンを唸らせた。

「一歩踏み込んだ発言をするのはとても勇気のいることですが、中居くんは“年齢的にも、自分の考えを発信していかなければいけない”という考えを持っているんです。昨年末のラジオでも、STAP細胞の小保方さんの話題に触れて、“普通のおっさんだったらさ、こんななってなかっただろうね。男女平等じゃないんだって、見方も捉え方も取り上げ方も”と、男女の扱いの違いについて持論を展開していました」(前出・芸能関係者)

 中居の万能ぶりに限界はないのかもしれない。

※女性セブン2016年1月21日号

関連記事

トピックス

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
「みどりの式典」に出席された天皇皇后両陛下(2025年4月25日、撮影/JMPA)
《「みどりの式典」ご出席》皇后雅子さま、緑と白のバイカラーコーデ 1年前にもお召しのサステナファッション
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
卵子凍結を考える人も増えているという(写真:イメージマート)
《凍結卵子の使用率1割弱の衝撃》それでも「高いお金を払って凍結したのに、もったいない」と後悔する人は“皆無”のワケとは《増加する卵子凍結の実態》
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《広末涼子逮捕のウラで…》元夫キャンドル氏が指摘した“プレッシャーで心が豹変” ファンクラブ会員の伸びは鈍化、“バトン”受け継いだ鳥羽氏は沈黙貫く
NEWSポストセブン
大谷翔平(左)異次元の活躍を支える妻・真美子さん(時事通信フォト)
《第一子出産直前にはゆったり服で》大谷翔平の妻・真美子さんの“最強妻”伝説 料理はプロ級で優しくて誠実な“愛されキャラ”
週刊ポスト
「すき家」のCMキャラクターを長年務める石原さとみ(右/時事通信フォト)
「すき家」ネズミ混入騒動前に石原さとみ出演CMに“異変” 広報担当が明かした“削除の理由”とは 新作CM「ナポリタン牛丼」で“復活”も
NEWSポストセブン
万博で活躍する藤原紀香(時事通信フォト)
《藤原紀香、着物姿で万博お出迎え》「シーンに合わせて着こなし変える」和装のこだわり、愛之助と迎えた晴れ舞台
NEWSポストセブン