浮き沈みの激しい芸能界では占い師が心の拠り所になっているケースが多い。芸能界きっての色男・石田純一が心酔しているのは、テレビでも活躍中の元グラビアアイドル占い師・星ひとみ氏である。
「超大物漫才師や五輪女性メダリスト、有名IT企業社長、政治家、さらには防衛省幹部と顧客は幅広い。アジアで展開するリゾートホテル経営者からの依頼で、海外での仕事も多いようだ」(芸能関係者)
市川海老蔵や長澤まさみをはじめ多くの芸能人が占ってもらいに通うのが、東京・渋谷にあるゲイバー『BAR B』のトモコママだ。
「40代後半で、短髪・ダミ声、マッチョなママです。霊感占いが当たると評判。紙に名前と生年月日を書き、ママが5分くらい占う相手の顔や額に手をかざす。すると仕事運、金運、恋愛運、健康運など、将来起こる兆候を何でも見抜いてしまう。
海老蔵は自家用車の車種やナンバー、家の間取り、仕事の選択、さらには小林麻央との結婚や子供の名前まで相談し、ママのいう通りにしてきたそうです」(芸能記者)
一般の人でも電話予約をすれば店で占ってもらうことができる(鑑定料は30分1万円)。
福岡市の繁華街にも当たると評判の占い師がいる。こちらは「居心地屋REON」をはじめとする居酒屋やイベント会社を経営する木下レオン氏である。
「私は占い師である前に飲食業の経営者。自分が経営判断に困った時に、占いを使っています」(木下氏)
四柱推命を基本に頭に直感的に浮かんだ映像を加味する、木下氏が自ら名付けた「帝王推命占術」という手法を用いている。
「タレントのスザンヌの結婚から妊娠、離婚までをいい当てたほか、安田美沙子が結婚できるようにアドバイスするなど、多くの芸能人から崇敬される存在。ピーターも心酔しています」(別の芸能記者)
占う場所は店内の個室。完全予約制だが、支払うのは店での飲食代だけで占いそのものは無料だという。
「私がこの能力を持ち続けていられるのも、神様からのプレゼントだと思う。だからみなさんに還元したい」(木下氏)
遠方に住む人向けに、有料の電話占い(20分3800円~)も行なっている。
※週刊ポスト2016年1月15・22日号