ライフ

長寿を研究する76才現役医師 3日に1度にんにく料理を食す

 日本人の平均寿命は女性86.83才と3年連続世界1位(2014年 厚生労働省調べ)。でも、せっかく長生きしても、元気でなくちゃ意味がない。オーバー70の現役医師たちが実際にやっていて、簡単にマネできる健康法を聞いた。

 長寿の秘密は免疫を司る腸にあると研究を続ける東京医科歯科大学名誉教授で医学博士の藤田紘一郎医師(76才)。そんな藤田さん、昼食はネバネバ食材を食べる。

「腸内細菌を活性化する納豆に、食物繊維が豊富なおくら、山いもを加えて、ネバネバ食材を摂ります。特に納豆やみそなど日本古来からある発酵食品は、日本人の腸と相性がよく、腸内細菌を刺激。より活発に働かせてくれます」(藤田さん・以下「」内同)

 そして、週2回はステーキを食べるのだという。

「50才を過ぎると、体内で作られる性ホルモン量などが減るので、食事で補う必要があります。ホルモンの材料となるコレステロールが含まれる肉を食べよう」

 にんにくの独特な香り成分「アリシン」には強い抗酸化物質が含まれていて、それががん発生原因の1つである活性酸素を強力に排除するといわれている。

「にんにくは刺激が強いので、毎食摂ると胃腸が荒れます。3日に1度を目安に食べましょう」

 水はシリカ入りのものを飲んでいる。

「髪や皮膚、爪を構成する組織を繋ぐ働きがあるというシリカ入りの水を、数年間飲み続けています。そのおかげかどうかわかりませんが、髪にツヤが出てフサフサしてきました」

※女性セブン2016年1月21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

俳優の竹内涼真(左)の妹でタレントのたけうちほのか(右、どちらもHPより)
《竹内涼真の妹》たけうちほのか、バツイチ人気芸人との交際で激減していた「バラエティー出演」“彼氏トークNG”になった切実な理由
NEWSポストセブン
『岡田ゆい』名義で活動し脱税していた長嶋未久氏(Instagramより)
《あられもない姿で2億円荒稼ぎ》脱税で刑事告発された40歳女性コスプレイヤーは“過激配信のパイオニア” 大人向けグッズも使って連日配信
NEWSポストセブン
ご公務と日本赤十字社での仕事を両立されている愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)
愛子さまの新側近は外務省から出向した「国連とのパイプ役」 国連が皇室典範改正を勧告したタイミングで起用、不安解消のサポート役への期待
女性セブン
11月14日に弁護士を通じて勝田州彦・容疑者の最新の肉声を入手した
《公文教室の前で女児を物色した》岡山・兵庫連続女児刺殺犯「勝田州彦」が犯行当日の手口を詳細に告白【“獄中肉声”を独占入手】
週刊ポスト
チョン・ヘイン(左)と坂口健太郎(右)(写真/Getty Images)
【韓国スターの招聘に失敗】チョン・ヘインがTBS大作ドラマへの出演を辞退、企画自体が暗礁に乗り上げる危機 W主演内定の坂口健太郎も困惑
女性セブン
第2次石破内閣でデジタル兼内閣府政務官に就任した岸信千世政務官(時事通信フォト)
《入籍して激怒された》最強の世襲議員・岸信千世氏が「年上のバリキャリ美人妻」と極秘婚で地元後援会が「報告ない」と絶句
NEWSポストセブン
「●」について語った渡邊渚アナ
【大好評エッセイ連載第2回】元フジテレビ渡邊渚アナが明かす「恋も宇宙も一緒だな~と思ったりした出来事」
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さま(時事通信フォト)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン