「今年こそは絶対にダイエットを成功させる」。そう言って2016年を迎えた人も多いのでは? しかし、果たしてどれだけの人が、その宣言をまっとうできるのだろうか…。東京都に住む女性Sさん(35才)は、自身は太っているわけではないのだが、公務員の夫(38才)がかなり太っているという。ダイエットを宣言したはずの夫がどうなったのか――Sさんが告白する。
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身長160cmで体重100kgのダンナ。先日、靴下を履きながらコロンと転んだら、なかなか立ち上がれなかったのよ。
さすがのダンナもショックだったんでしょ。「今度こそ、何が何でも絶対にやせてみせる」って宣言するから、もちろん私は大賛成。「できるだけの協力をする」と、手と手を取り合ったわよ。
それから徹底した食事管理。朝食は、3杯食べていたご飯を1杯に減らし、野菜たっぷりみそ汁に焼き魚。昼は野菜中心のお弁当を作って持たせて、夜はボリュームたっぷりサラダ。
だけど、これを1か月続けてもダンナの体重は減らないってどういうこと? いくら「オレは水を飲んでも太る体質だ」と言われても、おかしすぎ。
そんなある夜のこと。台所からカサコソと、ゴキブリみたいな音がするので、恐る恐るのぞいたら…。なんとダンナが冷蔵庫の前に座って、食パンにマヨネーズをべったり塗って食べているじゃない。
「あなた、何してんの!?」と声をかけたら、「うわ! この野郎、何すんだっ」だって。あのさ、それはこっちのせりふ!
※女性セブン2016年1月21日号