ベッキー(31才)と『ゲスの極み乙女。』川谷絵音(27才)との不倫騒動。スクープした『週刊文春』にLINEで交わした2人の愛の言葉が流出したことで、関係者、とりわけ川谷の妻を傷つける結果となった。
ベッキーも川谷も、まさかこういった格好でそれが流出することになるとは、夢にも思っていなかっただろう。
「昔のアイドルはメモのやりとりはもちろん、一緒に写真は撮らないなど徹底していました。でも、ベッキーほど鉄壁な人がなぜこんなに浅はかなことをしたのか。LINEの文言はもちろん、ホテルのベッドでツーショットを撮るなんて不倫関係の一般人でもしません。ましてや芸能人としては考えられないことです。LINEの流出でいくつもスキャンダルがあったことも当然知っていたはず。それなのになんで…」(芸能関係者)
そこがLINEの怖さだと指摘するのはITジャーナリストの三上洋氏。
「LINEはリアルタイムのトークが時系列で、漫画の吹き出しのように画面上で見られて、ニュアンスも伝わりやすい。そして1対1のやりとりで極めてプライベートな会話をしやすく、つい本音を書きやすいのです。まるで電話で話しているような感覚で文字が打てる。そこに落とし穴があります。
今回のケースはベッキーさんは携帯の管理を厳重にしていたと思います。セキュリティーもしっかりしていたのではないでしょうか。ただし、問題なのは、LINEは相手がいること。今回は男性側がザルだったということでしょう」
流出経路は明らかになっていないが、今回はハッキングなどではなく、川谷側からの流出だという。
「画像を見ると、明らかに川谷さん側から流出してしまっています。携帯を直接操作して保存したものです。スマートフォンは、パスコードや指紋認証などロックをかけていて安心だと思う人も多いですが、指紋認証は当人が寝ている間などに指を使えばすぐ解除できてしまいます。パスコードも4桁ですから、奥さんや旦那さんだと誕生日や銀行の暗証番号など割と簡単にバレてしまうケースが多いのです」(前出・三上氏)
流出を防ぐには、指紋認証は避けて、スマートフォンには4桁ではなく6桁や8桁のパスコードを設定したり、本体とは別にLINE自体にも別のパスワードを設定するべきだという。
はたして今回、ベッキーや川谷はそこまで警戒していただろうか。誰にも見られるはずのないスマートフォンの、LINEでのやりとりなら絶対に大丈夫という思い込みがあったのなら、あまりに浅はかだ。
最近、LINEで浮気や不倫が発覚するケースが増えているという。自宅に帰る前にメッセージを消去すべきだと思うが、相手からの「好きだよ」という言葉を何度も見返したくて、メッセージを消去できないという声もあった。
浮気をしてしまったら墓場まで持っていく覚悟が必要だというのは今は昔の話か。ベッキーの払った代償はあまりに大きい。
※女性セブン2016年1月28日号