お子さま2人も成年皇族になられ、多くの公務を担われている秋篠宮ご一家。通例に捉われず、自由を尊重されるご一家の姿勢には、新たな皇族像も垣間見える。しかしその“自然体”が、波紋を広げている。紀子さまや佳子さまの行動を不安視する声が一部から上がっているのである。
「悠仁さまが通われるお茶の水女子大学附属小学校の父母の集まりが行われたとき、ある保護者が紀子さまに“学校内にお部屋を取りましょうか”と提案したんです。普段、会合は喫茶店やファミレスで行われていたのですが、さすがに紀子さまをそういった店にお連れするわけにはいかない。ですが紀子さまは“いつもと同じように”と話され、実際にお店に足を運ばれたのです。
かた苦しくならずざっくばらんにお話しされたいという紀子さまらしいお気遣いだったと思いますが、こちらとすればもし何かあったら、と気が気でなりませんでした」(お茶の水関係者)
一方、昨年ICU(国際基督教大学)に入学された佳子さまの場合は、通学問題について挙げられている。
「入学以来、車での送迎で通学されてきた佳子さまですが、最近になって電車通学したいという希望を持っていらっしゃるのです。ですが、少し落ち着きを見せているとはいえ、まだまだ国民の“佳子さまフィーバー”の熱は高い。好奇の目に晒され、騒ぎとなるのは避けられません。大学のお友達はみな電車通学ですから、行動を共にされたいというお気持ちもあるのでしょうが、もう少しご自身の置かれた状況を理解していただきたい」(秋篠宮家関係者)
秋篠宮家の自由は今のお立場であれば問題ないのかもしれない。しかし“将来の天皇”である悠仁さまは、ご一家のお姿を身近に感じられながらご成長を続けられている。
※女性セブン2016年1月28日号