ベッキー(31)と川谷絵音(27)の不倫騒動で一躍知名度の上がったロック・バンド「ゲスの極み乙女。」(通称「ゲス極」)。昨年末には紅白歌合戦にも出場するなど、大人から子どもまで支持が広がっているバンドだけに、今回のボーカル・川谷の不倫騒動は大きな波紋を呼んでいる。そんな中、「とばっちりを受けています」と語るのは、同バンドのファンの大学生のAさん(男性・21歳)だ。一体どのような「とばっちり」を受けているのか。
「『ゲス極』がここまで流行る前、2013年にリリースしたアルバム『魅力がすごいよ』の頃からファンでした。川谷さん自身のスタイルも、楽曲も、いい意味で“中二病”心をくすぐる“おしゃれ感”があります。とくに、マッシュボブのヘアスタイルは、『ゲス極』以外のJ-ROCKバンドのメンバーの多くが取り入れていた。僕もそれを真似して、ずっと金髪マッシュボブスタイルだったんです。
周りからは『髪型おしゃれだね』なんて言われていたんですが、今回の不倫騒動以来、友人から『えのん』(絵音)と呼ばれるようになり、中には『今日もいい感じにゲスいね!』『両成敗でいいんじゃない?』などと、バンド名や曲名にかこつけてからかわれる始末。髪型を変えようかと本気で考えています……」(Aさん)
今回の不倫騒動に「とばっちり」を受けているファンは、Aさんだけではない。別の男性Bさん(23歳・マスコミ系企業勤務)は、音楽好きの男性からからかわれるようになったと話す。
「僕は、男3人でシェアハウスをしています。それぞれ音楽好きですが、音楽の趣味はバラバラ。僕は『ゲス極』や『セカオワ』(SEKAI NO OWARI)が好きなのですが、残りの2人は、EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)好きと、アイドル好きに分かれています。
かねてから『お前は弱々しいサブカル男子か!』などと言われていましたが、今回の不倫報道以来『ほらみろ!』『やっぱりゲスじゃねえか!』などと毎晩祭り状態(笑)。ゲス極を嫌いになっても、ゲス極の音楽だけは嫌いにならないでほしい。ファンである僕の気持ちは、“音楽を聴いてくれ”と、それだけですね」(Bさん)
不倫騒動を受け、バンドの音楽を愛するファンの心境は複雑なようだ。