「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(27)との不倫が報じられたタレントのベッキー(31)。今回の騒動に対して世間からは非難や擁護など、さまざまな声が聞こえてくる。そんな中、バンドマンの追っかけをしているという女性たちは、少々異なる視点から今回の騒動を捉えているようだ。
現役の某バンドの追っかけを経て、メンバーの彼女になったという女性Aさん(24歳)はこう語る。
「今回のニュースを見た時、友達と『ベッキーって意外とバンギャと一緒じゃん』、『バンギャの最終形態ベッキー』みたいな話はしましたね(笑)」(Aさん)
「バンギャ」(バンギャル)とは、ヴィジュアル系バンドのファンの女性のことだ。Aさんはこう続ける。
「純粋なバンドや音楽のファンもたくさんいるけれど、私のようにメンバーの彼女になるために本気で頑張っているファンの女の子も多数いるんです。実際、私も努力が報われて彼女になれたわけですし。世間では、『ベッキーレベルのタレントがゲス極でいいの?』なんて声もあるけど、それは追っかけ女子の気持ちを全然わかってないですね。
メンバーに“ガチ恋”の場合、その人の世間的なポジションとか、見た目とかはもう関係ないんです! 狭い音楽シーンの界隈が自分の全てになっちゃうから。ベッキーはもともとゲス極の熱狂的ファンだったみたいですし、奥さんの存在を知ってたか知らなかったかとか関係なく『やったー! 絵音と繋がれた!』っていうノリだと思う。テンション上がっちゃったんだろうな、って思いますね」(Aさん)
また、J-ROCKバンド好きで、「indigo la End」(川谷が所属するもう一つのバンド)の結成当初からのファンだという女性Bさん(24歳・マスコミ系企業勤務)も、今回の騒動についてこう語る。
「世間では“不倫”に注目していますが、『indigo』からのファンとしては、もうそれどころじゃないですよ。絵音ファンとしては、ベッキーって『メンバーを狙っている女ファンの頂点に君臨した』と思っているんだろうなぁ、という悔しさがあります。
『どうせゲス極からのファンなんでしょ?』とも思っちゃう。 絵音が結婚していたという事実はまだ受け入れられるけれど、ファン上がりで彼女になったポジション、というのが一番イヤ。むしろ、『ゲスの音楽とか聴いたことないけど、飲み会で意気投合して付き合いました』くらいなら、まだ許せたと思いますけど……」(Bさん)
バンドのメンバーに恋をしている女性ファンたちは、今回の騒動やベッキーに対して、複雑な思いを抱いているようだ。