大人気のNHK朝の連続ドラマ「あさが来た」だが、そのなかで友近演じるうめの発した一言が論争を呼んでいる。
「ええお方やいうのはわかってます。そやけど、だんな様にするには、あまりにもチャランポランすぎて。普通のおなごは、やっぱり、よう働く男が好きやさかい」(第81回)
あさ(波瑠)の夫・新次郎(玉木宏)が演じる働かない夫。しかしあさには滅法やさしい新次郎が夫としてアリかナシか、という論争だ。そんな「あさ妻論争」をこの人に聞いた! 「右から来たものを左で受け流す~♪」の音楽ネタで8年前にブレークした一発屋芸人・ムーディ勝山(35才)!
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あさは、自ら道を切り開いて成功していく女性です。滅茶苦茶、人として尊敬します。「アリ」か「ナシ」かでは相当悩みますね。何より稼いでくれるのがうれしいですよね。一発屋で仕事がなくなり、収入が激減した現在、ガツンと稼いでくれたら、ありがたいです。
ぼくの妻も働き者です。アパレル会社の正社員として、バリバリ働いて家計を助けてくれています。今、家事は基本的にぼくがしています。最近、料理がどんどんうまくなってきて、隠し味の種類が増えてきました(笑い)。
そんな、うちの妻は、働き者ですが、すごく控えめな性格で、ぼくを立ててくれる。あさは、これから大学を建てたり、銀行をつくったりするんでしょうけど、ぼくが新次郎だったら、どんだけ夫より目立つねんと落ち込んでしまいますね。
だから、人としては尊敬するんですけど、妻としてはナシかな。
ちなみにうめ役の友近は、ぼくの同期なんですよ。朝ドラの重要な役どころなんて、末恐ろしい同期になったものです、ほんまに。その事実は受け流せません(笑い)。
だから、ぼくもまたテレビで再ブレークして妻を楽させてあげたいです。
※女性セブン2016年2月11日号