【書籍紹介】『作家の収支』森博嗣著/幻冬舎新書/821円
1996年、38才の時に『すべてがFになる』で作家デビューした著者は、約20年で280冊の本を出し15億円の総収入を得た。
その内訳を、小説は原稿用紙1枚で4000~6000円、単行本の印税は定価の10~12%、印税は本が売れなくても印刷した時点で収入になる、講演会は1時間あたり40万円、ドラマの著作権料は1時間の放映に対して50万円くらい…など赤裸々に語っている。
ベストセラー作家がどのような仕事で、いくら稼いでいるかがわかる貴重な一冊だ。
※女性セブン2016年2月11日号