今年も花粉症にはつらいシーズンが到来しようとしている。今シーズンの花粉の飛散は例年より早まる見通しで、とくに花粉症の女性にとっては、目のかゆみやマスクの着用などによってメイクが落ちやすいことも気がかりだろう。花粉に悩まされている女性のなかには、花粉シーズンだけ独自のメイク方法で対処しているという人もいるという。花粉症歴20年だという女性・Aさん(28歳)は、花粉症向けのメイクについてこう話す。
「目をこすって涙が出ることが多いので、アイラインを使うと滲んで目の周りが黒くなってしまいがちです。だから、花粉がヒドい季節はアイラインを引かず、アイシャドウの色もこすって落ちても目立たない薄いベージュなどにしています。アイメイクを薄くする代わりに、濃い色のリップをつけてバランスを取っています」(Aさん)
他にもこんなメイク法を実践している人もいる。別の女性・Bさん(32歳)はこう語る。
「普段はコンタクトを利用していますが、花粉症の時期はメガネを使っています。そこでこのシーズンは、メガネに似合うメイクをするように心がけています。地味な印象にならないように、眉毛を明るい色のアイブロウにしたり、しっかりチークを入れるようにしています。
よく鼻をかむので、普段と同じようにファンデーションを塗ると鼻の周りだけ取れて目立ってしまいます。そこでファンデーションは塗らず、もとから下地とコンシーラーだけで薄くベースメイクを仕上げるように心がけています」(Bさん)
さまざまな花粉症対策グッズが登場している一方で、女性たちの間でも自分でできるこだわりの花粉症対策が講じられているようだ。