いつ何時でも女性は恋をしていたいもの。仕事と子育てに明け暮れるシングルマザーだって、もちろんそれは同じだ。ファミリーレストランに勤務する41才のシングルマザーが、素敵な恋の体験談を告白する。
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シングルマザーで、小6の娘と暮らしています。娘の授業参観があった日のこと。帰宅するやいなや、「ママ太りすぎ。恥ずかしかった」と言われ、大ショック。ダイエットを決意しました。
独学による食事制限を始めたところ、2か月で10kg減に成功。ところが、肌がボロボロになり、疲れやすくなってしまいました。
そんなある日、勤め先のファミレスで、常連客のAさんから「体調が悪いんですか?」と声をかけられました。事情を話すと、3日分の献立をその場で書いてくれました。実はAさんは、ジムのトレーナーだったのです。
それからは、仕事終わりの公園で、時々指導してもらうようになりました。体が密着し、厚い胸板を感じると、ときめいてしまい…。そういえば10年以上、男性に触れていないことに気づきました。
私がそんなふうに意識していると知ってか知らずか、「今度、体重だけでなく、体のサイズも測らせてください。ぼくがあなたを、もっときれいにしてあげますから」と彼。いたずらっぽく見つめられ、腰に手を回されると、顔から火が出そうになりました。
それからAさんとつきあうようになり、30kgのダイエットにも成功。近いうちに、娘にパパができるかもしれません。
※女性セブン2016年2月11日号