芸能

石坂浩二を排除した鑑定団P 現場に逆らう者なし

『鑑定団』に専門性や教養色を求めた石坂

 4月に23年目を迎えるテレビ東京系の長寿番組『開運!なんでも鑑定団』が大揺れだ。発端は1月末、『女性自身』が報じた番組司会・石坂浩二(74才)と同番組制作者の確執だった。

 石坂は司会者でありながら、2年前から画面にほとんど映らなくなり、オンエアで使われるコメントも激減。石坂が制作者とトラブルを起こし、“報復”として彼の発言が意図的にカットされているのだという。一体何があったのか、元番組制作スタッフに話を聞くことができた。事件は今から10年ほど前、番組の忘年会で起きたという。

「当時、番組制作会社『N』に所属するAさんが『鑑定団』の2代目プロデューサーに就任したばかりでした。このAさんが問題でね。忘年会の席で、初対面の石坂さんに絡みだしたんです。挨拶もせずに、“あの『鑑定ルーム』(石坂がメインのコーナー)さぁ、なんでやってんの? 意味ないじゃん”って。酔っ払っていたとはいえ、あまりに失礼な言い方でした」(元番組制作スタッフ)

 そうやって酔って絡むA氏に対し、最初は大人の対応を見せていた石坂だったが、ついに「いい加減にしろ!」と怒鳴ったのだという。この一件をきっかけに、2人に深い確執が生まれたのだ。

 いびつな力関係が露呈したのが、2011年のことだった。

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