芸能

中居正広 事務所の派閥超えた奇跡の共演曲を選んだワケ

 デビュー以降のシングル50曲を約40分かけて歌い続ける──。2月1日のスマスマこと『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は放送20周年を記念してそんな特別内容で放送された。解散騒動の余震が続く中、SMAPのリスタートを印象づけるものだったが、映像そのものは再放送であり、今の彼らの苦境を物語る。

「過去の映像を使わざるを得なかったのは、これまで番組の企画の陣頭指揮を執っていた元チーフマネジャーが退社したので、新しい企画を試行錯誤している最中で、収録が間に合っていなかったからです。次週のスマスマも視聴者のリクエストとして“再放送”企画を流す予定です」(番組関係者)

 この放送の2日前の1月30日、中居が自身のラジオ番組『中居正弘のSome girl’SMAP』(ニッポン放送)で、ある曲をかけた。

「中居クンは新しい曲や自分が重要なパートを歌っている曲、ソロ曲をよくかけるんです。でも、この曲はそうじゃない。『なんでだろう』とファンの間で話題になりました」(別の芸能関係者)

 中居の選曲は『オリジナル スマイル』。1994年のヒット曲で、SMAPが初めてのレギュラー番組『夢がMORIMORI』(フジテレビ系)に出演していた頃のものだ。

 2011年4月2日。『SMAP☆がんばりますっ!!』(テレビ朝日系)に出演したときのこと。番組には急きょ、KinKi Kids、タッキー&翼、KAT-TUNなどが生出演し、SMAPメンバーと肩を組みながら一緒に『オリジナル スマイル』を熱唱した。

「震災直後ということはありましたが、その放送は当時、“奇跡”といわれました。当時、他のグループと共演しないといわれていたSMAPが被災地を勇気づけるために、事務所の“派閥”を超えて、初めてこの曲で共演が実現したんです。そんな思い入れのある曲だからこそ、中居クンは今この曲を選んだのでしょう」(芸能関係者)

※女性セブン2016年2月18日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン