足の踏み場がないほどにゴミや生活用品が散乱している“汚屋敷”。そんなところで育った子供には当然のごとく、悪影響がある。“片づけの伝道師”として、5000軒の汚屋敷を見てきた安東英子さんは、汚屋敷で育った子供たちに多いという共通点を挙げてくれた。
【汚屋敷に育った子はこうなりやすい】
■どれが大切な物かわからないため、物を大事にできない。
■雑然とした中にいるため、集中力が養われない。
■「アトピー」と親は思っているが、実は「ダニ」に刺されて引っかき傷が絶えない。
■何を踏むかわからないと床ばかり見ているため、猫背になりやすい。
■学用品が散乱しているため、忘れ物が多く、段取りが悪い。
■靴下が片方だけしかないことも。
■何日も洗濯物を放置しているため、汚れが落ちづらくなり薄汚れてしまう。
汚屋敷での子育てはある種のネグレクトと言われることもある。もし身の回りに上記のような子供がいたら、その家庭を注視する必要があるかもしれない。
※女性セブン2016年2月18日号