2月1日の『SMAP×SMAP』放送を緊張して待っていたSMAPファンにとって、3年前の50曲メドレーのディレクターズカットの放送は、新編集版で嬉しい反面、複雑な気分が残った。しかし、番組の最後に「コップのツヨ子」が放送されたことで明るい気分になったと続編や商品化を希望する声もあがっている。
「スマスマ(『SMAP×SMAP』)ひさびさのヒットですよ。SMAPファンの私だけでなく、小学生の息子も『スゲエ!』と大笑いしていました。まだ小さい娘は繰り返し見たがります。またやってほしいな」(30代主婦)
SMAPメンバーの草なぎ剛がOL風の服装で挑むコント「コップのツヨ子」とは、2012年から販売されているカプセルトイ「コップのフチ子」と同じ姿勢を大きなマグカップのフチで5秒間キープするショートコント。なかには、かなりアクロバティックな姿勢もあり、広い場所でも難しそうなポーズが多い。難易度の高いポーズに耐えきれず、最後はコーヒーにみたてたマグカップの中にドボンと落ちたらコーナー終了の合図だ。
「SMAPのなかでいちばん運動神経がいい、つよぽん(草なぎ剛)だからできる企画だと思います。もし体が硬くて高いところが怖い(稲垣)吾郎ちゃんが同じようにやろうとしたら、たぶんフチで固まったまま動けないんじゃないでしょうか(笑)」(40代会社員)
いまファンが期待するのは「ツヨ子」の商品化だ。というのも、本家の「フチ子」は観光地や企業とコラボしたり、安室奈美恵や長渕剛、サッカーの内田篤人バージョンも出現するほど汎用性が高いのだ。このまま人気コーナーとして「ツヨ子」が続けば、その可能性が高まるかもしれない。
「ツヨ子が発売されたら、フチ子と並べてぶら下げて写真撮ってTwitterに投稿しますよ。たぶん、そうしたい人は多いんじゃないかな。ジャニーズ関連は話題になってもなかなか商品にならないけれど、関ジャニ∞のエイトレンジャーはフチ子シリーズになったことがあるんですよ。だから、ない話じゃないと思って、淡く期待しています(笑)」(30代団体職員)
フチ子がフチでとるポーズは放送されたぶん以外にも、まだまだたくさんある。今後も「ツヨ子」のチャレンジに期待しよう。