「歯周病で歯茎がだらっとなってる CMを見るたびに震えあがる。私も歯茎の色が変色してきて、自信を持って笑えなくなった」そういって明かしたマツコの歯茎移植が話題になった。
口元は、その人の印象を決める大切なパーツ。しかし、その本当の情報が意外に知られていない。そこで、知って得するお口のトリビアを紹介しよう。
1つ目のお口のトリビアは、歯の硬さ。なんとなく硬いものだと実感している人は少なくないだろうが、実は歯は鉄より硬い。物の硬さを10段階で測る「モース硬度」(ひっかいた時の傷のつきにくさ)という単位があるが、人間の歯のモース硬度は「7」で水晶と同じ硬さなのだ。
鉄は4、ガラスは5。ただし、これは歯を覆っているエナメル質の硬さで、その内側の象牙質はやわらかくてもろい。
続く、お口のトリビアは女性のほうが、口が臭いという真実。口元美容スペシャリストの肩書を持つ石井さとこさんはこう語る。
「歯周病菌は女性ホルモンが大好物。生理前や生理中、思春期、妊娠期、更年期など、女性ホルモンが急激に変化すると口臭がひどくなります。ちなみに寝起きの口内は、便10g分もの雑菌が繁殖しています」
さらに、3つめのトリビアは、人類最古のインプラントについて。
もっとも古いインプラントは、トルコで発見された紀元前550年頃の石製のものといわれている。他にも、紀元前のインカ帝国(ペルー)ではエメラルドや水晶などの宝石を歯の代わりに埋入された人骨が見つかっている。
※女性セブン2016年2月18日