草なぎ剛(41才)が主演を務める現在放送中のドラマ『スペシャリスト』(テレビ朝日系、木曜21時~)。
2013年からスペシャルドラマとして単発で放送されていたが、今シーズンより連続ドラマになって帰ってきた。草なぎが演じる宅間善人は、服役経験のある刑事で、刑務所で得た知識をもとに事件を捜査するという異色のサスペンスドラマだ。
「連ドラがスペシャルになることはよくあるけど、スペシャルが連ドラになるというのはなかなか聞いたことがなかったから、嬉しいですよね」と草なぎ。
これまで撮影は京都で行われていたが、今回から舞台は東京へと移った。
「京都に行けないのがちょっと寂しいですよね。京都のスタッフさんは職人気質のかたが多く、その中で撮影していると役にもスッと入りやすかったんです。スペシャルドラマで京都の夏の暑さも冬の寒さも経験し、苦楽を共にしたスタッフさんでしたので。舞台が東京に移ると、背景がスタイリッシュになりますよね。台本の文字も多くて、一冊読み終えるとぐったりしちゃうくらい(笑い)。でもスタッフの心意気が伝わります」(草なぎ・以下、「」内同)
京都でもお世話になりっぱなしだったというのが共演者の南果歩。ドラマ内でも南は草なぎ演じる宅間のよき理解者であり、常に彼のことを気にかけている同僚刑事・姉小路千波を演じている。
「ぼくが座長かと思われがちだけど、座長は果歩さん(笑い)。撮影中アクシデントがあったりすると果歩さんがそのたびにケアしてくれるんです。体のメンテナンスも、メンタル的にもケアしてくださって。ぼくだけじゃなく、キャスト全員を引っ張ってくれているので安心できるんです」
と厚い信頼を寄せている。
今年に入ってからいろいろと大変なこと続きだった草なぎの癒しとなっているのが“ギター”。撮影現場にも持ち込むことが多いようで、先日、撮影中にサプライズで行われた南の誕生日にも生演奏を披露したとか。
「ギターが好きなんです。弾くと安心するんですよね、ぼくの大事なほっこりアイテム、音色に癒されてます(笑い)。あとね、ブーツも好き。ブーツが履けるから冬が大好き! 何本足があるの? っていうくらいブーツ持ってるのわかってるんだけど、気に入った物を見つけると買っちゃう。だからぼくは常に金欠なんだよね~(笑い)」
どんなことが起きても、変わることなくお気に入りのブーツを履いて前へ歩き続けてくれることだろう。
※女性セブン2016年2月18日号