芸能

清原逮捕で元妻と2人の子は逃避行 学校にも行けない状況

元夫の逮捕以降、子供達との逃避行が続く

 濃紺のユニフォームに身を包んだ少年たちが、グラウンドで声を上げている。「お願いしま~す!」。コーチのノックした打球に内野手が食らいつく。うまくキャッチできた子、トンネルしてしまう子、レベルはさまざまだが、みな懸命に白球を追いかけている。「ナイスキャッチ!」、「ドンマイドンマイ!」。わが子を見守る母親の声援が青空に響きわたる。2月7日の昼下がり、都内のグラウンドで行われていた少年野球の練習風景は、どこにでもある穏やかな週末の一コマに見えた。しかし──。

「口には出しませんが、子供たちも“異変”を感じていたと思います。チームの主砲といわれている少年と、お母さんが来なかったんです。彼女は毎週必ず息子さんの応援に来る熱心な人でしたから…」(母親の一人)

 練習を休んだこの母子は、清原亜希(46才)と次男(10才)だった。元夫・清原和博(48才)の覚せい剤逮捕から1週間。亜希の動揺はなお深く、子供を連れた逃避行が続いている。

「自宅には一切帰っていません。息子さんも学校を休まざるを得ない状況だそうです。実家のご両親も亡くなっているし、知人の所に身を寄せているという話ですが…」(亜希の知人)

 清原容疑者が覚せい剤取締法違反で逮捕されたのは、2月2日夜11時のこと。捜査員が港区の自宅マンションに踏み込んだ際、清原容疑者は注射器とストローを左手に持っていたという。

 報道陣は亜希のコメントを求めて自宅マンションに殺到したが、前述の通り、彼女は逮捕の一報を受けてすぐに子供を連れて自宅を出た。

 逮捕から3日後の2月5日、亜希は所属事務所を通じてコメントを出した。元夫の逮捕で多くの人々に迷惑をかけたことを謝罪した上、心境をこう綴った。

《今、私にできることは多くありませんが、まずは親として、大切な子供たちを守ることが一番の責任だと思っております》

 亜希の自宅マンション前の塀には、野球のボール跡が無数にある。近隣住民がその痕跡を見ながらつぶやく。

「亜希さんの息子2人がよく壁野球をしていたんです。彼らをそっと見守る亜希さんの優しい表情が忘れられません。子供にとっては別れても父親ですから、清原さんの背中に憧れて野球の道に進むのは自然なこと。今回の事件は何よりも子供たちのショックが大きいでしょうね…」

※女性セブン2016年2月25日号

トピックス

広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
【広末涼子容疑者が追突事故】「フワーッと交差点に入る」関係者が語った“危なっかしい運転”《15年前にも「追突」の事故歴》
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
「全車線に破片が…」広末涼子逮捕の裏で起きていた新東名の異様な光景「3kmが40分の大渋滞」【パニック状態で傷害の現行犯】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
広末涼子(時事通信フォト)
【広末涼子容疑者が逮捕、活動自粛発表】「とってもとっても大スキよ…」台湾フェスで歌声披露して喝采浴びたばかりなのに… 看護師女性に蹴り、傷害容疑
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン