戦後、皇族としてはじめて学習院以外の小学校(お茶の水女子大学付属小学校)に入学された秋篠宮家の長男・悠仁さま(9才)。「皇族を受け入れるノウハウがない」と不安視され、学校になじめていないのではないかと心配する声もあったが、そんな悠仁さまに、“春の風”が──。
最近の悠仁さまは学校生活において、以前に増して活発なご様子を見せられている。
「1月中旬の大雪の翌日、悠仁さまは休み時間に雪の積もった校庭を駆け回っていらっしゃったそうです。お友達からは“ひさひと~!”と親しみを込めて呼ばれているそうです」(お茶の水関係者)
2014年4月、2年生に進級されたばかりの悠仁さまはクラスになじめず孤立している様子もあったという。それからおよそ2年、笑顔とともに充実した日々を送られている。そんな悠仁さまの周囲が、今にわかに浮き足立っているという。
「小学生も3~4年生になると“あの子がいいな”という話題をし始める頃です。最近の悠仁さまはクラスの女子からの人気も高いようで、“私、お妃さまになりたい!”と、悠仁さまへ熱視線を送る女子たちがいるんです。女の子なら誰でも一度はシンデレラや白雪姫のような“お姫さまになりたい”という憧れを持ちますが、“将来の天皇”である悠仁さまのお相手ともなれば、本当に“お姫さま”ですからね」(前出・お茶の水関係者)
別のお茶の水関係者は、こうも明かす。
「子供たちがあまりにそんな話をするので、保護者同士の会話でも、“あそこのお嬢さん、本気でお妃を目指すって言ってるらしいわよ”といった話題で持ちきりなんです(笑い)。“なんとかうちの子はお近づきになれないものかしら”という親御さんもいるそうです」
美智子さまが初の民間出身として皇室に嫁がれるまで、皇族男子のお妃候補は旧皇族や元華族出身がほとんどだった。しかし、雅子さま、紀子さまも民間出身ということもあり、皇室は一気に身近な存在となった。
「エプロン姿でお弁当を作られる美智子さまのお姿が公開され、雅子さまや紀子さまも“普通の母親”であることが広く知れわたったことで、皇室と国民の距離がぐっと縮まったのです。だからこそ、周囲の女の子たちは悠仁さまへの好意を素直に示し、母親たちは“うちの娘をお妃に”と話題にできるのでしょう。時代は変わりましたね」(宮内庁関係者)
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2016年2月25日号