「セックスフレンドは欠かしたことがありません。ウチの会社の40~50代の男性との不倫を適当にしています。お互いに性欲処理です」
「私、ヤリチン(女性を性的対象にしか見ない男)のターゲットになりやすいんです。向こうからアプローチしてきたらデートや食事に応じます」
「昼間のパチンコ店で、おじいちゃんにナンパされてエッチしました。アソコはちょっと固くなるんですよ。すごく私の体をありがたがってくれて、こちらが感謝したい気分でした」
これらのコメントは、話題の新書『貧困女子のリアル』(沢木文・著)に収録されている“大卒貧困女子”たちのリアルなエピソードだ。以前、NHKの番組で注目を集めた貧困女子は、シングルマザーなどが対象だったが、最近では短大や大学を卒業した働く30代の女性たちが貧困状態に陥っている。
例えば、社会人になってから学生時代の奨学金の返済をし始めると、それが予想外に負担となり、毎日の食事がカップラーメンになっているという女性。あるいは、裕福な家庭に育ち、就職してからもブランド品購入、旅行、美食などがやめられず、ペットの犬まで飼ってしまい、借金400万円という女性もいる。
こうした貧困女子には、そこそこ美人も多く、なかには女性誌の読者モデルとして活躍していたという契約社員の女性もいる。
大手の契約社員の場合、同じ業務内容でも給与が正社員の3分の1というケースもある。それだけの格差があれば、微妙な軋轢もあるだろう。都内でひとり暮らしだと貯蓄もままならないはずなのに、職場でのストレスをプライベートで晴らすために金を浪費してしまい、気がつけば消費者金融で借金。年上の男性とのセックスにも、つい応じてしまうようだ。