もちろん若いイケメン俳優も悪くはないが、演技力もあってフェロモンむんむんな渋い俳優「渋メン」が人気となっている。そして、「渋メン」の代表格といえるのが、現在放送中のドラマ『お義父さんと呼ばせて』(フジテレビ系)で28才年下の恋人(蓮佛美沙子)との結婚を同い年の父親(渡部篤郎)に反対される主人公・大道寺保を演じている遠藤憲一(54才)だ。そんな遠藤に話を聞いた。
──ドラマでは年下の女性と恋に落ちる役を演じているが、実際には?
「止めちゃうね。50代も中盤だし、女房にも苦労をかけているし、今から誰かに惚れて何かしでかすことはないよ。酒だって昔は飲み歩いたりしていたけれど、今は家飲み。二日酔いで現場に迷惑をかけたくないからね」
──奥様はマネージャーでもありますよね。
「怒られることもあるけれど、感謝しているからいうことはちゃんと聞きます。ぶつかっても女房を立てる」
■遠藤憲一/えんどうけんいち
1961年6月28日生まれ。東京都出身、身長182cm。1983年『壬生の恋歌』(NHK)でデビュー。現在放送中のドラマ『お義父さんと呼ばせて』ほか、大河ドラマ『真田丸』(NHK)では上杉景勝役で出演中。
撮影:藤本和典
※女性セブン2016年3月10日号