今季のプロ野球は、大物選手の移籍や大型トレードが少なく、新外国人選手の働きがチーム成績を大きく左右しそうだ。今年活躍する助っ人は誰なのか? パ・リーグの新外国人選手を紹介しよう。(名前・年齢・守備・主な元所属球団・推定年俸。★は5段階評価。野球評論家等への取材をもとに本誌作成)
【ロッテ】
ナバーロ・28・内・韓国三星・1億4000万円
★★★★
昨年、韓国リーグの二塁手部門で外国人初のGグラブ賞を獲得。本塁打も助っ人史上最多の48本をマークし、好守ともに期待できそう。(※注:2月22日に銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕される)
【日本ハム】
バース・28・投・レンジャース・1億円
★★★
昨年までメジャーで5年連続20試合以上の登板実績を持ち、最速158㌔のストレートが武器。先発ローテーションの一角を狙う。
マーティン・29・投・ヤンキース・8000万円
★★★
203cmから投げ下ろす最速155kmのストレートを武器に、昨年はヤンキースで24試合に登板。ちなみに足のサイズは32cm。
【楽天】
リズ・32・投・パイレーツ・1億円
★★★★
最大の武器は韓国球界で記録した最速163kmのストレートで、シンカーとのコンビネーションで三振を奪う。先発ローテ候補。
ブリガム・28・投・ブレーブス・5000万円
★★★
手元で動く150km前後のストレートが武器で、両サイドに投げ分けて打たせてとるタイプ。一軍に帯同せず久米島で調整を続ける。
アマダー・29・内・メキシカンリーグ・3000万円
★★★★
NPB史上最重量の135kgの巨体を生かし、初のフリー打撃で53スイング中17本を柵越えさせた。破壊力十分の新4番候補。