ライフ

悲喜こもごも「サラリーマン川柳」傑作選 五郎丸編

五郎丸歩選手も川柳の題材に

「サラリーマン川柳コンクール」の入選作品100句が2月17日に公開された。仕事上の不満や家庭内での嘆きを、哀愁漂う笑いに変え続けて今年で29回目。全国から3万9551句の応募があり、投票を経て5月にベスト10が決定する。

「サラリーマン川柳には当たり年があります。話題が多い年は面白いことが多い」(川柳作家・やすみりえ氏)というように、今年の作品は粒ぞろいだ。昨年W杯で旋風を巻き起こし、流行語にも選ばれたラグビー日本代表、五郎丸歩選手関係の句を紹介しよう。

【世の夫 五郎丸より拝んでる】(サラ川を楽しむ会副会長)

 妻にお小遣いを貰うために「拝み」に行く夫の姿が目に浮かぶ。妻を目の前にして、恐怖で我を忘れないためにもルーティーンは欠かせない。

【ましゃロスの 妻を救った五郎丸】(月夜の駱駝)

 ましゃロスとは福山雅治が結婚したことで世の女性を襲った喪失感のこと。五郎丸の端正なルックスに、試合そっちのけで夢中になった奥様方も多い。

【トライして ずっと寝たママごろん丸】(風人)

 冬場はボールの代わりにみかんを持ってコタツにトライし、“ごろん丸”するのがルーティーンのママさんたち。世の夫たちはなかなか毅然とした態度で警告の笛を吹けない。

※週刊ポスト2016年3月11日号

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン