連続テレビ小説『あさが来た』であさ(波瑠)の娘・千代を演じる女優の小芝風花(18才)。劇中ではあさに素直に甘えられず、唇をとがらせて“いけず”をいっては母娘バトルを繰り広げるが、私生活では、母親ととても仲がいいのだという。
「幼い頃はフィギュアスケートを習っていて、母とは二人三脚の“戦友”のような絆があります。芸能界に入ってひとりで外の世界へ出るようになってからは、母にも自分の意見をきちんと伝えられるようになりました。正直に本音を言い合える大好きな母です」
妹と3人でお風呂に入って語り合うことも少なくないそう。今年の目標を聞くと、「家族で温泉旅行に行きたい」とほほえましい。20才になったら、「お揃いのおちょこをプレゼントして、母と一緒にお酒を飲んでみたい」のだとか。
「家族は話し方も似てくると思うので、『このセリフはお父ちゃんで聞いたことがあるな』とか、『お母ちゃんっぽい』とか考えて、演技を工夫しています。みなさんに“新次郎とあさの子供なんだな”と感じていただきたいなと思って」
物語では未来の夫(工藤阿須加)と出会い、千代が大人の女性へと成長していく。小芝にとって既婚者や成人の役は新境地。あさとの関係性も変わるといい、この先の彼女の“変化”を見守りたい。
撮影■中村功
※女性セブン2016年3月17日号