女優の水川あさみ(32才)が所属事務所から独立するとの情報が舞い込んだ──。15才でデビューしてから17年。今、水川は女優としての転機を迎えている。
「デビュー以来、二人三脚で一緒にやってきた女性社長と決別し、事務所から独立するそうです。理由は“結婚”と“仕事の方向性の違い”。この話は昨年から噂されていましたが、社長との強い絆を断ち切ってまで独立するということはないと思っていたので、本当に驚いています」(芸能関係者)
水川は2014年秋に同じ所属事務所の後輩・大東駿介(29才)との交際が発覚。最近は揃って友人の結婚式に出席するなど「ゴールイン間近」ともいわれていた。
「事務所は結婚に待ったをかけていたようです。勝負どころの水川さんにもう少し仕事優先で頑張ってほしいという気持ちと、彼の仕事が軌道に乗ってからの方がいいと。でも彼女にしてみれば30才を過ぎて結婚や子供を産むならと焦る気持ちもある。次第に考えにズレが生じていったようで、それならふたりで事務所を辞めようかという話にまでなってしまった」(前出・芸能関係者)
水川が長年の恩人と袂を分かって、独立しようとするもうひとつの理由に宮沢りえ(42才)の存在もあった。
「2人はNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(2011年)で共演して以来、“りえさん”“あさみ”と呼び合い、すっぴんで会うほどの大の仲よしです。水川さんはりえさんから“女優として演技を学ぶには、舞台がいい”とアドバイスをもらってから、とにかく舞台出演を希望することが多くなった。その考えが社長との衝突を生んだようです」(前出・芸能関係者)
演技の幅を広げるために舞台の仕事を増やしたいという水川とドラマのオファーがあるうちはしっかりテレビの仕事をこなしてほしいという社長の考えはすれ違った。
「舞台はドラマに比べるとギャラも少なく、稽古にも時間がかかります。水川さんの意志を尊重したいという気持ちはあったと思いますが、事務所の看板ですからそうもいかなかったんでしょう。大物女優ならまだしも、中堅どころだと、ドラマなどは一度オファーを断るとなかなかその次から難しくなりますからね。結局、舞台よりドラマの仕事を優先的に入れてしまっていた。それも大きな一因になってしまったようです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2016年3月24日号