芸能

JYJユチョン 明かされた「一家離散」と「兄弟の絆」

兵役中のユチョンからの手紙に弟がテレビで号泣

「兄さん、ごめんよ…。本当にありがとう…」。感情がこみ上げ、カメラの存在も忘れて泣き崩れる。2月26日、韓国のバラエティー番組『ジャングルの法則』に出演したパク・ユファン(25才)。兄からの直筆手紙が読み上げられると、彼は人目もはばからず嗚咽した。ユファンの兄は、アジアのスター、JYJのユチョン(29才)である。

 役者人生を邁進するユファンにとってバラエティー番組出演は初めて。現在兵役中の兄は、多忙な国務を果たしながら常に弟を思い続けていた。この日、慣れないバラエティー番組に奮闘する弟へ、ユチョンから手紙が届いた。

《まず、バラエティー番組初出演、心からおめでとう。ぼくが本当に好きな『ジャングルの法則』だなんて。本当におめでとう。きみに書く初めての手紙だから、慣れてなくてちょっと恥ずかしいけど…。この手紙を読む間、きみのつらかった一日をよく締めくくれる時間になったらと思う。

 今、兄さんがお前に何を助けてあげられるかわからないけど、ぼくも今の場所で頑張るから、きみも頑張ってね。時には怪我をして血が出たり、痛くて歩けない時もあるだろう。そんな時はきみのことを応援している家族を思い出して元気を出しておくれ。とても愛してるよ。今日も本当にお疲れ様。きみの兄、ユチョンより》

 女性MCが手紙を読み上げると、ユファンは号泣。やっとの思いで彼が話し始めたのは、兄弟の悲しい過去だった。

「ぼくたちは、3年前に父を亡くしているんです…」
「兄が私にとっての父だった」

 ユファンのデビュー間もない2012年3月14日、ソウル市・江南に住む父親が持病で亡くなった。韓国のスポーツ紙記者が振り返る。

「葬儀場では亡き父の遺影をユチョンが抱き、ユファンは位牌を持ってうつむいていました。2人とも泣きはらして、やつれきってしまっていて…。報道陣がもらい泣きするほどでした」

 兄弟にとって、父親との関係は特別なものだった。ユファンが番組でこう続ける。

「父とはとても仲がよかったんです。でも、幼い頃アメリカに行って、両親が離婚してしまった。悲しいけどぼくは、父と一緒に多くの時間を過ごすことができなかったんです…」

関連記事

トピックス

中村七之助の熱愛が発覚
《元人気芸妓とゴールイン》中村七之助、“結婚しない”宣言のルーツに「ケンカで肋骨にヒビ」「1日に何度もキス」全力で愛し合う両親の姿
NEWSポストセブン
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《巨人V9の真実》400勝投手・金田正一氏が語っていた「長嶋茂雄のすごいところ」 国鉄から移籍当初は「体の硬さ」に驚くも、トレーニングもケアも「やり始めたら半端じゃない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《まさかの“続投”表明》田久保眞紀市長の実母が語った娘の“正義感”「中国人のペンションに単身乗り込んでいって…」
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
フランクリン・D・ルーズベルト元大統領(写真中央)
【佐藤優氏×片山杜秀氏・知の巨人対談「昭和100年史」】戦後の日米関係を形作った「占領軍による統治」と「安保闘争」を振り返る
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン