キャスター就任が発表されていたTBSの看板報道番組『NEWS23』を降板しただけでなく、突然の退社が発表された小林悠アナ(30)。その展開は、“退社のきっかけ”を作ったと名指しされた本誌編集部も寝耳に水だった。
本誌が小林アナの熱愛を報じたのは2月12日号(2月1日発売)。1月中旬、資産家の元IT企業経営者A氏と東京・六本木のホテルのバーを訪れた小林アナは、人目も気にせずスキンシップを交わしながら夜景デートを楽しみ、その後はA氏の所有する超高級車マイバッハで夜の街へ消えていった──というのがその一部始終。
ご本人たちには余計なお世話だったかもしれないが、知性派アナが一人の女性として自然に振る舞う姿を微笑ましく(羨ましく?)伝える記事だけに、まさかそんな展開が待っているとは……。
小林アナ自身、本誌記事の発売直後の出演ラジオ番組で、「今回の件で、辞めちゃうんじゃないかと心配してお手紙を下さった方がいらっしゃったんですけど、もちろん辞めませんよ」と明るく語っていたほど。
それどころか、「『NEWS23』のキャスターは、入社以来報道畑を歩んできた彼女の悲願だった」(同番組関係者)といわれるだけに、“たかがデート報道”でその夢を諦めるのは解せない。事情を知るTBS関係者は、「時期が悪すぎた」と語る。
「メインキャスターの膳場(貴子)さんが妊娠出産で退任し、安倍政権批判が物議を醸したアンカーマンの岸井(成格)さんも交代するなど、『NEWS23』がドタバタしている印象が視聴者に付いていた。そんな中、大幅リニューアルのために起用された小林アナまで“週刊誌ネタ”を提供してしまったことを快く思わない幹部もいた」
過敏な反応にも思えるが、同番組には“トラウマ”があるという。2006年、キャスターに抜擢されたばかりの山本モナ(40)が民主党の細野豪志氏との“路チュー不倫”を報じられ、番組を降板した一件だ。