関連本がベストセラー連発の「アドラー心理学」。各界に信奉者が急増中だという。出版関係者が明かす。
「筆頭格が元TBSアナウンサーの小林麻耶さん(36)です。アドラー本ブームの火つけ役である『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著、ダイヤモンド社)に、色とりどりの付箋が大量に貼り、“大ファンだ”と公言しています」
ものの見方を変え、自己を受容することなどを説く精神科医アドラーの考えを紹介した『嫌われる勇気』は104万部、続編の『幸せになる勇気』も20万部を突破。
「彼女はダイヤモンド社のアドラー関連取材に、周りから嫌われることに幼少期から悩んでいたことを明かしています。周囲には、『嫌われる勇気』を“80回以上は通しで読んだ”と語っているそうです」(同前)
1冊の本をそこまで読み込むのは尋常ではない。所属事務所に取材を申し込むと、担当マネジャーが「本人はスケジュールの都合がつきません」とした上で「『嫌われる勇気』をたくさん読んでいるのは確かです。ただ、回数まではわかりませんが」と回答。
「嫌いな女子アナ1位」になったこともある小林。アドラー効果で今度は「幸せになる」ことができるか。
※週刊ポスト2016年3月25日・4月1日号