最終回まであと3週間。NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』を盛り上げてきたひとり、語り担当の杉浦圭子アナ(57才)にこぼれ話を聞いた。
* * *
『あさが来た』は幕末から大正時代までの移り変わりをダイナミックに描くドラマです。台本を2、3ページめくっただけで数か月、極端なときは数年が過ぎていることもあります。
ですから「今、あさは何才だったっけ?」「銀行事業はどこまで進んでいるんだっけ?」などと自分で確認しながら、語っています。
語りの収録が終わる3月末まで、絶対に風邪をひけません。だから、健康管理には人一倍気を使っています。
牛乳に黒ごまときな粉を入れた「黒ごまきな粉ミルク」と、オリーブ油大さじ1杯を入れた野菜ジュースが私の朝食の定番です。これのおかげで、風邪はひいていません。のどの調子が少し怪しいときにはみかんを食べて、ビタミンCをたっぷり摂っています。
私の娘は21才になるんですが、五代さんの亡くなるシーンで号泣したそうです。五代さんのデスクの上にある砂時計の砂が全部下に落ちてしまっている映像のカットが、「たまらなかった」と申しておりました。五代ロスですね。
その一方で、ドラマでは新しい人物がどんどん登場しています。千代の恋のお相手・東柳啓介を演じるのは、プロ野球ソフトバンクホークスの工藤公康監督の長男、工藤阿須加さん(24才)です。
とても清々しいかたなので、娘の五代ロスは、工藤さんに救われるかもしれません(笑い)。
※女性セブン2016年3月24日号