キャスター就任が発表されていたTBSの看板報道番組『NEWS23』を降板しただけでなく、突然の退社が発表された小林悠アナ。本誌・週刊ポストが資産家の元IT企業経営者A氏とのデートの様子を報じたのは2月12日号(2月1日発売)でのことだったが、“たかがデート報道”で彼女の悲願だった『NEWS23』キャスター就任の夢を諦めるのは解せない。
事情を知る関係者は「(週刊誌ネタを提供した)時期が悪すぎた」と語るが、小林アナが悩んでいたのはデート相手・A氏との「関係」だという説も流れた。時期が悪いというのは、どういうことか。事情を知るTBS関係者が語る。
「メインキャスターの膳場(貴子)さんが妊娠出産で退任し、安倍政権批判が物議を醸したアンカーマンの岸井(成格)さんも交代するなど、『NEWS23』がドタバタしている印象が視聴者に付いていた。そんな中、大幅リニューアルのために起用された小林アナまで“週刊誌ネタ”を提供してしまったことを快く思わない幹部もいた」
小林アナの退社に際してスポーツニッポンは、A氏について「少なくとも別の女性か、結婚している相手がいたかもしれない」という関係者の談話とともに、〈“ゲスな男”にだまされた末の悲劇という可能性がある〉と報じた(3月4日付)。それが事実であれば、山本モナの一件(※注)と同様に「キャスターとしての品格」が問題視されたということになりかねない。
【※注:2006年、キャスターに抜擢されたばかりの山本モナ(40)が、民主党の細野豪志氏との“路チュー不倫”を報じられ、番組を降板した】
A氏の知人らに取材すると、「A氏には9年間連れ添った妻がいたが、昨年末に離婚が成立している。小林アナと知り合ったのはそれ以後のことで、当然交際がスタートしたのもそれからです」との証言を得た。離婚後、実家で暮らしている元夫人を訪ねると、彼女の父親が取材に応じた。