公式ブログ、SNS。その全てにおいて、突如彼女の名字が消えた。3月7日、清原亜希(46才)がモデル名を「亜希」に改名した。元夫・清原和博容疑者(48才)が覚せい剤取締法違反で逮捕されて1か月あまり、芸能関係者はこう語る。
「逮捕以降、亜希さんのファッション誌の撮影がいくつかキャンセルされています。化粧品やアパレルメーカーとのタイアップ企画も白紙化したものがあるそうです。清原という姓が亜希さんのモデル業にとって大きなマイナスになってしまったんですね…。事件後、しばらく身を潜めていた亜希さんですが、“本格始動”を前にして、清原姓を捨てることを決断したそうです」
ファッション誌『Marisol』(集英社)の4月号では、亜希が20ページ弱に登場しているが、すべてのクレジット表記は“亜希”に。《亜希。私が本当に着たい服》と題して、このたび彼女が立ち上げた新ブランド『AK+1』のジャケットやスカート、ストールなどをまとめた小冊子も付いている。
3月17日には東京・丸の内で新ブランド設立記念のトークショーを開催。元夫の逮捕以来、初めて公の場に現れる。
「拘留中の清原容疑者の保釈もトークショーと同時期になりそうで、メディアは再び『清原』一色になるでしょう。このタイミングで彼女が清原姓を外したのは正解だと思います」(出版関係者)
しかし、亜希は今なお“清原”の呪縛から逃れられずにいる。
「変えたのはモデル名だけで、私生活では変わらず清原姓なんです。彼女は離婚当時から、旧姓の木村に戻したいという気持ちがあるんですが、今に至るまでなかなか決断できないでいて…」(前出・芸能関係者)
理由は、2人の息子にある。都心の超名門私立中学校に通う長男(13才)と同系列小学校に通う次男(10才)の存在は、亜希にとって何よりも大切な宝であり、生きる希望だった。
「その子供たちは、父親が大好きだったんです。兄弟揃って父親の背中に憧れて野球を始め、離婚後も父親に会える日を楽しみにしてきました。彼らの笑顔を見ていると、亜希さんは清原という姓を捨てることができなかったのだといいます。清原姓を変えることは、子供たちにとっては父親を否定することにもつながりますからね…」(前出・芸能関係者)
元夫の逮捕という最悪の悲劇に直面した今、亜希は自分の判断が正しかったのか、苦悩し続けているという。
「逮捕以来、長男は学校を休み続け、次男は大好きだった少年野球の練習にも参加できずにいます。“清原”という名前が、いよいよ子供にとっても負の遺産になっているのです。亜希さんは今、選択を迫られています。子供ともども旧姓に戻すかどうか…」(前出・芸能関係者)
保釈後に元夫が会いに来ることを恐れるあまり、最近、亜希が極秘裏に転居したという報道もある。3月13日、亜希はブログにスマイルマークをかたどったクッキーをアップした。彼女本人に心からの笑顔が戻る日は果たして──。
※女性セブン2016年3月31・4月7日号